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出版社名:松本工房
出版年月:2015年3月
ISBN:978-4-944055-71-5
337P P6~12,6~12 20cm
言語と人間性 コンフリクト社会に見る言語行為と多言語
アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ/責任編集 テレーザ・シュペヒト/編集補佐 アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ/著 テレーザ・シュペヒト/著 横井敏秀/著 木戸衛一/著 佐島隆/著
組合員価格 税込 3,762
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内容紹介・もくじなど
本書では、「社会的対立は、言語行為との関連の中でみられなければ、解決され得ない」という洞察を基礎として、社会コンフリクトと言語の関係を明確にする。そして日本における、言語政策とナショナリズムとの強い結びつきや、英語帝国主義にも着目し、そこに共通する言語との関係性をも解明しようとする。言語を、社会的対立に付随するものではなく、社会的対立の発生そのものとして捉えること、すなわち、社会的対立についての視点を転置することを通して、私達の日常言語に対する意識を刺激し、意義を唱え、代替解釈を促し、問い直すことを目的としている。
もくじ情報:社会的葛藤と言語行為―人間性の再マッピング;ドイツ語における「クル…(続く
本書では、「社会的対立は、言語行為との関連の中でみられなければ、解決され得ない」という洞察を基礎として、社会コンフリクトと言語の関係を明確にする。そして日本における、言語政策とナショナリズムとの強い結びつきや、英語帝国主義にも着目し、そこに共通する言語との関係性をも解明しようとする。言語を、社会的対立に付随するものではなく、社会的対立の発生そのものとして捉えること、すなわち、社会的対立についての視点を転置することを通して、私達の日常言語に対する意識を刺激し、意義を唱え、代替解釈を促し、問い直すことを目的としている。
もくじ情報:社会的葛藤と言語行為―人間性の再マッピング;ドイツ語における「クルド人」の言語的標識化―無視と犯罪化の狭間で;日本における「英語帝国主義」批判について―その意義と陥穽;「一つの民族、一つの国家、一つの言語」?―日本の国語イデオロギーに関する考察;言語の使用とアレヴィー認識をめぐるコンフリクト
著者プロフィール
ギュルベヤズ,アブドゥルラッハマン(ギュルベヤズ,アブドゥルラッハマン)
1962年、トルコ・イスケンデルン生まれ。大阪大学言語文化研究科准教授。トルコのガージ大学、ボスフォラス大学、ドイツのハンブルグ大学で言語学、音楽学、医療社会学を専攻。大阪大学人間科学研究科にて、「言語と音楽における意味:言語行為と音楽行為における変形過程」で博士号取得。記号論、言語学、哲学は彼の学際的研究分野の核をなす
ギュルベヤズ,アブドゥルラッハマン(ギュルベヤズ,アブドゥルラッハマン)
1962年、トルコ・イスケンデルン生まれ。大阪大学言語文化研究科准教授。トルコのガージ大学、ボスフォラス大学、ドイツのハンブルグ大学で言語学、音楽学、医療社会学を専攻。大阪大学人間科学研究科にて、「言語と音楽における意味:言語行為と音楽行為における変形過程」で博士号取得。記号論、言語学、哲学は彼の学際的研究分野の核をなす