子どもの頃に性被害を受けて立ち直った著者が、自らの実体験から得た知識に基づく回復のためのアドバイスを具体的詳細に伝える/子どもの頃に性被害を受けて立ち直った著者が、自らの実体験から得た知識に基づく回復のためのアドバイスを具体的詳細に伝える。

内容紹介：孤立感、混乱、自信喪失…。性被害に遭っている子どもたちが陥りがちな落とし穴について紹介し、その困難を乗り越える方法を明快に提案。子ども本人の選択や決定を尊重し、子どもの回復をサポートする。
もくじ情報：第１部　痛みが始まる（あなたはひとりじゃない；あれは本当に性暴力だったの？；インターネット性犯罪）；第２部　助けを求めよう（だれかに話すこと；まわりの人はなんて言うだろう？；わたしはどうなっちゃうの？；うちあけたあとの家族との生活）；第３部　さらなる前進（回復することも、ひとつの選択肢；生き抜いてきた自分を誇ろう；未来への道を築くこと；許すこと―許す？許さない？；セックス―セックスってなんだろう？）；第４部　知っておきたいこと（加害者について知っておくべきこと；友だちとして知っておくべきこと；サバイバーからあなたへのメッセージ）

メイザー，シンシア・リン(メイザー，シンシアリン)
自身がサバイバーであり、性的虐待やインセストを受けた被害者が向き合うさまざまな問題について、実体験から得た知識を伝えている。長年、文献研究のほか、性被害を受けた若者やその友人や家族へのインタビュー、判事やセラピスト、検察官、ソーシャルワーカー、加害者のフィールド研究を行ない、高校や大学、教会での講演会を行なっている。この功績によって、「１９９２年女性のためのバルティモア郡政府委員会による年間最優秀女性賞」を受賞した