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出版社名:藤原書店
出版年月:2015年8月
ISBN:978-4-86578-037-6
248P 20cm
女が女になること
三砂ちづる/著
組合員価格 税込 2,178
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月経、妊娠、出産、子育て…… 女のからだの喜びが、いのちと社会を支える。セクシャル・マイノリティの権利の主張は十分正しいが、一方で、マジョリティであるはずの男女は未婚とセックスレスが増加し、少子化の一途である。“仕事と家事・育児の両立”が喧しいが、問題は両立でも経済でもなく、男に抱きとめられ、性と生殖を担う女のからだの喜びが見失われていることである。見失われつつある女たちの家族への“祈り”と家での“働き”を、どうすれば今、肯定的に取り戻せるだろうか? ■「生の原基」とは (本文より) 「母性」とは、時代によって転変する社会的制度からしか考えられないものだろうか? 目の前で育ってゆく赤ん坊の求め…(続く
月経、妊娠、出産、子育て…… 女のからだの喜びが、いのちと社会を支える。セクシャル・マイノリティの権利の主張は十分正しいが、一方で、マジョリティであるはずの男女は未婚とセックスレスが増加し、少子化の一途である。“仕事と家事・育児の両立”が喧しいが、問題は両立でも経済でもなく、男に抱きとめられ、性と生殖を担う女のからだの喜びが見失われていることである。見失われつつある女たちの家族への“祈り”と家での“働き”を、どうすれば今、肯定的に取り戻せるだろうか? ■「生の原基」とは (本文より) 「母性」とは、時代によって転変する社会的制度からしか考えられないものだろうか? 目の前で育ってゆく赤ん坊の求めるものときちんと向き合い、応えてゆく力が、今、見失われている。「生の原基」(渡辺京二氏)というキーワードを軸に、いつの時代もかわらぬ、育ってゆく子どもという存在と、すべての人間にあらわれるはずの「母性」のありようを探る試みである。「あらゆる文明は生の原基の上に、制度化し人工化した二次的構築物をたちあげる。しかし、二〇世紀末から二一世紀にかけてほど、この二次的構築物が人工性・規格性・幻想性を強化して、生の原基に敵対するようになったことはない。一切の問題がそこから生じている。」(渡辺京二)
内容紹介・もくじなど
月経、妊娠、出産、子育て…女のからだの喜びが、いのちと社会を支える。
もくじ情報:1 子どもを産む(出産の場にたちあがるもの;“豊かな出産経験”―科学的根拠の可能性と限界;日本の開業助産所は何をするところか);2 “生殖”のからだを生きる(母乳哺育;「母性保健」と「科学的根拠」―AMTSLを例として;「リスクと不安」から考える;妊娠中絶);3 女の朝夕から(三歳児神話と軒遊びの喪失;「排泄」に応えることから;家庭内業績主義)
月経、妊娠、出産、子育て…女のからだの喜びが、いのちと社会を支える。
もくじ情報:1 子どもを産む(出産の場にたちあがるもの;“豊かな出産経験”―科学的根拠の可能性と限界;日本の開業助産所は何をするところか);2 “生殖”のからだを生きる(母乳哺育;「母性保健」と「科学的根拠」―AMTSLを例として;「リスクと不安」から考える;妊娠中絶);3 女の朝夕から(三歳児神話と軒遊びの喪失;「排泄」に応えることから;家庭内業績主義)
著者プロフィール
三砂 ちづる(ミサゴ チズル)
1958年生。津田塾大学国際関係学科教授。京都薬科大学卒、ロンドン大学Ph.D.(疫学)。ロンドン大学衛生熱帯医学院研究員、JICA疫学専門家として約15年ブラジル等で研究と国際協力活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
三砂 ちづる(ミサゴ チズル)
1958年生。津田塾大学国際関係学科教授。京都薬科大学卒、ロンドン大学Ph.D.(疫学)。ロンドン大学衛生熱帯医学院研究員、JICA疫学専門家として約15年ブラジル等で研究と国際協力活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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