ようこそ!
出版社名:集英社
出版年月:2016年7月
ISBN:978-4-08-631131-1
263P 15cm
その10文字を、僕は忘れない/ダッシュエックス文庫 も-3-3
持崎湯葉/〔著〕
組合員価格 税込 594
(通常価格 税込 660円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:ある日学校をサボった蒼は、雨やどりによった公園で、びしょぬれの女の子に出会った。声を失った少女と、無気力な少年が贈る、煌めく青春ラブストーリー。一番泣ける純愛がここにある。
宮崎菫は一日に10文字しかしゃべれない。それ以上は声にならないのだ。スケッチブックで会話をする彼女は教室で浮いた存在だった。けれど不器用でも懸命に対話しようとする姿と、誰よりも純粋な心に、俺は惹かれていった。図書館で勉強を教えてくれた時、横顔が気になって勉強どころじゃなかった。プールで見た水着が可愛すぎて、息が止まるかと思った。初めてケンカをして、初めて仲直りのキスをした―。「ありがとう」も、「ごめんなさい」も、…(続く
内容紹介:ある日学校をサボった蒼は、雨やどりによった公園で、びしょぬれの女の子に出会った。声を失った少女と、無気力な少年が贈る、煌めく青春ラブストーリー。一番泣ける純愛がここにある。
宮崎菫は一日に10文字しかしゃべれない。それ以上は声にならないのだ。スケッチブックで会話をする彼女は教室で浮いた存在だった。けれど不器用でも懸命に対話しようとする姿と、誰よりも純粋な心に、俺は惹かれていった。図書館で勉強を教えてくれた時、横顔が気になって勉強どころじゃなかった。プールで見た水着が可愛すぎて、息が止まるかと思った。初めてケンカをして、初めて仲直りのキスをした―。「ありがとう」も、「ごめんなさい」も、「嬉しい」も、「大好き」も。大切なことは10文字でみんな伝えられるって、そう思ってた。でも、菫が背負う過去の痛みも、菫の隣にいることの意味も、俺はわかっていなかったんだ―。

同じ著者名で検索した本