医療・福祉に対するニーズを的確に把握し、法規制やガイドラインを遵守したビジネスチャンスとしての医療・福祉サービスやその品質保証（ＱＡ）とはどのようなものか？現在の医療・福祉サービス事業が直面している諸々の問題を国の政策的な課題もとらえて、今後の方向性を展望。近年、発展著しいマネジメント手法を、宏哉・福祉サービスにいかに効率よく活用できるかを具体的事例も交えて、わかりやすく解説。近年の医療・福祉サービス事業を取り巻く法制度の新設、改正等の動向に伴い、旧版の内容を全面的に見直し、併せて、データー等の資料も最新のものに差し換えた。
もくじ情報：社会保障の役割；地域医療・福祉経営とリーダーシップ；介護保険制度―改正の概要と課題；多様な医療・福祉事業者の参入；アンチエイジングとライフスタイル―超高齢社会の問題解決のヒント；高齢者の住いと年金；最新の高齢者サービス；多職種協働とヘルスコミュニケーション；高生産性・良質サービスの基本―適正コスト情報；地域包括ケア時代の品質保証；福祉マネジメントにおける人的資源管理の実践；医療・福祉、ＮＰＯの社会的責任；これからの福祉マネジメントの構築

渡辺　孝雄(ワタナベ　タカオ)
トータルサイエン経営研究所代表。元福岡医療福祉大教授。東海大学、広島国際大学、産業能率大学、看護協会、病院経営研究会、病院フォーラム（東京ガス、日米ＨＭＯ研究会）の講師、さくら銀行総研コンサルタント部長（現・日本総合研究所）を歴任。政府委員として台湾の国民健康保険の創設指導、ならびにシンガポール政府の生産性向上コンサルタントを務めた。横浜市立大学商学部卒業、青山学院国際部米国経営大学院ＭＢＡ交換プログラム研修、専門は、医療経済、病院経営；経営戦略の策定、生産性向上（人事と組織診断による黒字化戦略の策定）