内容紹介：近年、体育・スポーツ系の大学や学部、コースが増設されるとともに、スポーツと経済との結びつきが肥大化するにつれ、スポーツマネジメントに対する社会的関心が高まっている。本書では、スポーツマネジメントは単に経済的利潤を追求する営みでなく、人々の生活の質的向上を意図する活動であるという立場から編集する。スポーツマネジメントの全体像を俯瞰するとともに、個別のマネジメント領域の実態や諸機能をわかりやすく解説した入門書。
もくじ情報：第１部　参加型スポーツのマネジメント（学校体育・スポーツのマネジメント；地域スポーツのマネジメント；商業（民間営利）スポーツ施設のマネジメント）；第２部　観戦型スポーツのマネジメント（スポーツイベントのマネジメント；プロスポーツのマネジメント；メディアスポーツのマネジメント）；第３部　対象に応じたスポーツマネジメント（子どもスポーツのマネジメント；健康スポーツのマネジメント；障がい者スポーツのマネジメント）；第４部　社会とスポーツマネジメント（スポーツ法制度とスポーツマネジメント；スポーツ団体のマネジメント；スポーツマネジメントと倫理・ＣＳＲ；スポーツマネジメント人材の養成；スポーツマネジメントの研究動向）

柳沢　和雄(ヤナギサワ　カズオ)
１９５５年生まれ。筑波大学体育系教授。『総合型地域スポーツクラブの発展と展望―ＫＳＣＣ３０年の軌跡』（共編著、不昧堂出版、２００８年）、『スポーツ推進委員ハンドブック』（共編著，（公社）全国スポーツ推進委員連合，２０１４年）ほか