夢と現実、あの世とこの世のはざまに揺れる世界を紡ぐ泉鏡花の文学には、意外にも驚くほど多くの植物が登場する。作品に散りばめられた花々のイメージを描くボタニカル・アートに、鏡花の文章を併載した、美しくも妖しい作品集！！

まつい　あけみ(マツイ　アケミ)
名古屋生まれ。１９９７年ボタニカル・アートを描き始める。２００１年英国キューガーデンに学ぶ。その後、内城葉子先生に師事。２００３年第１９回国立科学博物館主催植物画コンクール入選。２００５年英国王立園芸協会（ＲＨＳ）に「変化朝顔シリーズ」出品。入賞。２０１２年『ボタニカル・アートで描く変化朝顔の世界』（八坂書房）出版。２０１７年現在、講師：「よつ葉会ボタニカル・アート・サークル」桑名市スケッチ講座。会員：日本植物画倶楽部、名古屋「ボタニカル・アートはなびら」（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）