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出版社名:西村書店東京出版編集部
出版年月:2017年8月
ISBN:978-4-89013-772-5
67P 27cm
発光する生物の謎/生命ふしぎ図鑑
マーク・ジマー/著 近江谷克裕/訳
組合員価格 税込 1,782
(通常価格 税込 1,980円)
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内容紹介・もくじなど
巨大イカやエビ、そしてホタルの共通点はなんでしょう?それは、光を生み出すこと。このような生物の光を「生物発光(バイオルミネセンス)」とよびます。発光する生物たちは、異なる化学反応の仕組みで光を生み出し、光る理由も、目的もさまざまです。例えば、情報交換のため、餌を獲得するため、あるいは自分の身を隠すため。生物発光の仕組みの解明は研究の途上にありますが、この魅力的な光は多くの場面で巧みに利用されています。顕微鏡を用いた細胞観察をはじめ、光るタンパク質を用いたマラリア、デング熱、HIVなどの感染過程や、ガンの原因の究明、さらには複雑な神経活動を解明する助けとなっています。また一方で、絵画などの芸術分…(続く
巨大イカやエビ、そしてホタルの共通点はなんでしょう?それは、光を生み出すこと。このような生物の光を「生物発光(バイオルミネセンス)」とよびます。発光する生物たちは、異なる化学反応の仕組みで光を生み出し、光る理由も、目的もさまざまです。例えば、情報交換のため、餌を獲得するため、あるいは自分の身を隠すため。生物発光の仕組みの解明は研究の途上にありますが、この魅力的な光は多くの場面で巧みに利用されています。顕微鏡を用いた細胞観察をはじめ、光るタンパク質を用いたマラリア、デング熱、HIVなどの感染過程や、ガンの原因の究明、さらには複雑な神経活動を解明する助けとなっています。また一方で、絵画などの芸術分野や、ファッションデザイナーの衣装作品にも生物発光は取り入れられています。21世紀に入って、生物発光に関わる研究に2つのノーベル賞が授与された、いまもっとも熱い「生物発光」のふしぎな世界を、たくさんの美しいカラー写真とともに探りにいきましょう。
もくじ情報:第1章 生物が放つ光の贈り物;第2章 自然界を彩る発光生物たち;第3章 生物発光のモデル生物はホタル;第4章 生物発光で挑む科学者たち;第5章 生物蛍光、光で彩る生物たち;第6章 緑色蛍光タンパク質革命;第7章 蛍光タンパク質がきらめく最新科学
著者プロフィール
ジマー,マーク(ジマー,マーク)
1961年、南アフリカ生まれ。コネチカットカレッジ教授(専攻は化学)。世界的に著名な蛍光タンパク質の研究者である一方、教育者としての評価も高く、多くの優秀な研究者を育てている
ジマー,マーク(ジマー,マーク)
1961年、南アフリカ生まれ。コネチカットカレッジ教授(専攻は化学)。世界的に著名な蛍光タンパク質の研究者である一方、教育者としての評価も高く、多くの優秀な研究者を育てている