優秀な姉や美人な妹と違い、ごく平凡で地味な女子高生・環。唯一『普通』と違うのは実家が由緒ある神社で、大叔母の後を継いで巫女になるのが決まっていること。　十五歳最後の夜、御祭神の妻になる形式上の儀式を行ったあと、環は不思議な夢を見る。目を覚ました環の前に、夢に出てきた男とそっくりな青年が現れる。彼こそ環の実家である麻生神社の御祭神・吉備津彦命だった。吉備津彦命――浦彦の話によると、環は彼の妻だった麻生姫の魂を持っているという。　そして、不思議な夢だと思っていたものは、魂が持つ過去の記憶なのだと知る。問答無用で自分を妻として扱う浦彦に最初は反発を覚えたものの、民を想う気持ちや、まっすぐ愛を語る姿に環は心惹かれていき…？

内容紹介：姉や妹と違い、地味な女子高生・環。唯一『普通』でないのは実家が神社で、大叔母の後を継ぎ巫女になること。御祭神の妻になる儀式のあと、不思議な夢を見た環の前に、御祭神・吉備津彦命が現れ・・・・・・！？
優秀な姉や美人な妹と違い、地味な女子高生・環。唯一普通と違うのは実家が神社で、大叔母の後を継ぎ巫女になること。祭りの日、御祭神の妻になる儀式を行ったあと、環は不思議な夢を見る。目覚めた環の前に現れたのは、夢に出てきた男そっくりな青年。彼こそ御祭神・浦彦で、環は彼の妻の魂を持つという。夢で見る過去や、まっすぐ愛を語る浦彦に戸惑う環だが…？何者でもない私の神様との恋の記憶。