公共事業中心の受注型事業運営から、いかに脱却するか。東京オリンピックや都市再開発の特需が終わる前に必要な、建設事業者が打つべき次の一手について解説する。

もくじ情報：第１章　マザー産業「建設業」の実態（復調と同時進行で直面する五つの課題；縮小する建設マーケット；コスト過当競争市場；下請け低収益体質；加速化する人材不足；深刻化する後継者難）；第２章　市場縮小下における経営戦略（建設業のビジネスチャンス；これからの建設業のあるべき姿）；第３章　ナンバーワン戦略モデルづくり（ドメイン特化型モデル；サービス化モデル；ｉ‐Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ（アイ・コンストラクション）型モデル；技術開発型モデル；グローバル型モデル；地域ワンストップモデル）；第４章　高収益モデル実現のポイント（高い単価で受注する；非価格競争の実践；利益マネジメントの徹底；高収益モデル事例）；第５章　成長戦略実現のための人材戦略（“技能者不足”対策；“後継者不在”対策）

竹内　建一郎(タケウチ　ケンイチロウ)
タナベ経営建設ソリューションコンサルティングチームリーダー。同志社大学工学部卒業後、大手製造業に入社。設計・開発業務を中心とする商品開発に携わり、数々の商品を市場に送り出す。タナベ経営に入社後は、企業再建や成長戦略策定などのコンサルティングに従事し、企業の成長発展に多くの実績を上げている。２０１５年９月より「建設ソリューション成長戦略研究会」を立ち上げ、リーダーとして活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）