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出版社名:岩波書店
出版年月:2019年2月
ISBN:978-4-00-023738-3
259,18P 20cm
創造された「故郷」 ケーニヒスベルクからカリーニングラードへ
ユーリー・コスチャショーフ/著 橋本伸也/訳 立石洋子/訳
組合員価格 税込 3,564
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第2次大戦の結果、ソ連領となった東プロイセン。住民が総入れ替えとなった地域の稀有な記録。
第2次大戦の結果、ソ連領となった東プロイセン。住民が総入れ替えとなった地域の稀有な記録。
内容紹介・もくじなど
第2次世界大戦の結果、東プロイセンのドイツ人は追放され、ソ連各地から来た移住者が新しい都市を建設することになった。廃墟のなかに「外国の息吹」を感じ、街の歴史に関心を抱く人びと。しかし、1945年以前の歴史を問うことは許されない。過去を抹消しようとする権力と、「わが故郷」への愛着を育みはじめた人びとの相克。冷戦終結後、開放された街にドイツ人たちが到来し、新旧の住人たちが出会うことになる―。
もくじ情報:第1部 ケーニヒスベルクの時代(ピョートル大帝からロシア革命まで;ロシア革命から第二次世界大戦まで);第2部 カリーニングラード州の成立(第二種立入禁止地区;残留ドイツ人;ソヴィエトの移住者たち―…(続く
第2次世界大戦の結果、東プロイセンのドイツ人は追放され、ソ連各地から来た移住者が新しい都市を建設することになった。廃墟のなかに「外国の息吹」を感じ、街の歴史に関心を抱く人びと。しかし、1945年以前の歴史を問うことは許されない。過去を抹消しようとする権力と、「わが故郷」への愛着を育みはじめた人びとの相克。冷戦終結後、開放された街にドイツ人たちが到来し、新旧の住人たちが出会うことになる―。
もくじ情報:第1部 ケーニヒスベルクの時代(ピョートル大帝からロシア革命まで;ロシア革命から第二次世界大戦まで);第2部 カリーニングラード州の成立(第二種立入禁止地区;残留ドイツ人;ソヴィエトの移住者たち―カリーニングラード州への大規模移住;スターリンのカリーニングラード州建設計画);第3部 スターリニズム末期のカリーニングラード(新たな都市 新たな生活―移住者たちの日常生活;戦後カリーニングラード州農村の日常生活;ドイツ人のドイツへの強制移住;戦後、スターリン期における「プロイセン的精神の追放」のための闘い);第4部 ポスト・スターリン期のカリーニングラード(ポスト・スターリン期の記憶政治;ペレストロイカとその後―カリーニングラードの開放);結語 遺産はいかに扱われたのか―結論に代えて
著者プロフィール
コスチャショーフ,ユーリー(コスチャショーフ,ユーリー)
1955年生。イマヌエル・カント記念バルト連邦大学(ロシア)教授。専門、カリーニングラード史、南スラヴ諸民族史
コスチャショーフ,ユーリー(コスチャショーフ,ユーリー)
1955年生。イマヌエル・カント記念バルト連邦大学(ロシア)教授。専門、カリーニングラード史、南スラヴ諸民族史