横暴な婚約者にセーラが別れを切りだすと、激昂する彼に乱暴されそうになった。たまたまいた友人の兄が救ってくれたばかりか、なぜか熱烈に求婚してきて…。

アパートメントの前でセーラが横暴な婚約者に別れを切りだした。とたん、激昂した彼に乱暴されそうになり、部屋へ逃げ込むと、そこにはカウチに優雅に寝そべる、見知らぬ男性ベンがいた…。ベンは同居する友人の兄で、アパートメントの持ち主だという。大富豪のベンは、婚約者から救ってくれたばかりか、なぜかその日のうちに、セーラに結婚を申し込んできた。しかも官能的に微笑みながら。逞しい肉体で彼女を抱擁して。真意のわからない、だがハンサムなベンに翻弄されて、セーラは喘ぎながら「だめ」と、彼の熱い腕を振り払った。

ダーシー，エマ(ダーシー，エマ)
フランス語と英語の教師、コンピューター・プログラマーを経験したのち、ロマンス小説の作家に転身。豪ニューサウスウェールズ在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）