独特のファッション文化である「サップ」の精神に対する賛同の声は、いまや世界中に広がっている―。老若男女さまざまな「サップ」の精神をもつファッショニスタたち一人ひとりの年齢・職業など丁寧に紹介！！謎のベールに包まれたサプールたちの生き様やシュプレヒコールに迫る。

ザイディ，タリーク(ザイディ，タリーク)
ロンドンを拠点に活動するフリーランスの写真家。２０１４年１月、会社の経営幹部という地位を捨ててカメラの道に進むことを決意した。これまで、４大陸にまたがる１９カ国、主に発展途上にある国を中心に撮影を行ってきた彼の作品は、７５を超える国際的な展覧会で発表され、世界的に著名なタイトルを含む７００以上のメディアで取り上げられてきた。また彼の写真は、米国の「国際写真賞（ＰＯＹ）」、全米報道写真家協会（ＮＰＰＡ）「フォトジャーナリズム大賞」、ユニセフ「Ｐｈｏｔｏ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒ（フォト・オブ・ザ・イヤー）」、パーソンズ美術大学主催「Ｍａｒｔｙ　Ｆｏｒｓｃｈｅｒ　Ｆｅｌｌｏｗｓｈｉｐ　Ｆｕｎｄ　ｆｏｒ　Ｈｕｍａｎｉｓｔｉｃ　Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｙ（ヒューマニスティックフォトグラフィーを奨励するマーティ・フォーシャー・フェローシップ助成金）」、「国際写真賞（ＩＰＡ）」、「ＰＤＮ　Ｐｈｏｔｏ　Ａｎｎｕａｌ（ＰＤＮフォト・アニュアル）」賞など、数々の名誉ある賞を受賞している。撮影技術を独学で習得しており、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン（ＵＣＬ）の理学修士号も取得済みである。世界各地で起きている社会問題や不平等、また各地の伝統や存亡の危機にあるコミュニティの実情を記録することに焦点を当て、写真家としての活動を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）