内容紹介：「人生は、終わりのない旅。ゴールも目的地もない。だから、今していることに集中すればいいだけ。まずは、大量生産・大量消費の暮らしをやめて、自然との関係性を取りもどそう。」─コロナ禍のカナダで若者たちの共感を得た、先駆的エコロジストによる話題の書。
環境先進国イギリスで、先駆的なエコロジストとして広く知られるサティシュ・クマールが、世界に向けて、「簡素」に生きることがもたらす豊かさを熱く語る。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るいはじめた世界で、若者たちの共感を得て話題となった。
もくじ情報：マイ・ストーリー―私の物語；エレガント・シンプリシティ―「簡素」に美しく生きる；アーティストたちの社会；行いのヨガ；学びと人生；よき関係―私たちはみな、つながっている；無限の愛；ゆるしの力；対立するもの同士のダンス；ディープ・シーイング―深く見る〔ほか〕

クマール，サティシュ(クマール，サティシュ)
１９３６年生まれ。思想家。エコロジスト。平和運動活動家。１９７３年から２０１６年まで英国「リサージェンス」誌編集主幹を務める。子どものための「スモール・スクール」、おとなのための「シューマッハー・カレッジ」を創設し、学問の知識を詰めこむだけでなく、生きるための知識（料理、裁縫、畑づくり、木工など）も学ぶ場所を提供してきた。「シューマッハー・カレッジ」は、世界中から人びとが集いホリスティックな世界観を学ぶ知的拠点となっている。英国デボン州在住