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文学
出版社名:筑摩書房
出版年月:2022年7月
ISBN:978-4-480-81564-4
251P 19cm
サウンド・ポスト
岩城けい/著
組合員価格 税込
1,683
円
(通常価格 税込 1,870円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:「トーチャン、音楽って言葉なんだ!」--英語がわからない父親と日本語がわからない娘が、オーストラリアの地でつむぎ、響きあう、言葉と音楽の物語。
“Speak English!”ちゃんとしゃべって。メグが大声でそう叫び、崇は口封じのひとことに動けなくなった。今まで、このひとことを何度叫ばれたことだろう。言いがかりをつけてくる客、雇用斡旋所の係員、そして、通りすがりの見知らぬ他人…。しかし、娘のそれには大人が口にするときの悪意は皆無だった。そこにはただ、純粋な懇願だけがあった。その奥底には、意志疎通を求め、会話を、言葉を欲しがっている小さな女の子と、やもめ男ののっぴきならぬ事情と、彼ら親…(
続く
)
内容紹介:「トーチャン、音楽って言葉なんだ!」--英語がわからない父親と日本語がわからない娘が、オーストラリアの地でつむぎ、響きあう、言葉と音楽の物語。
“Speak English!”ちゃんとしゃべって。メグが大声でそう叫び、崇は口封じのひとことに動けなくなった。今まで、このひとことを何度叫ばれたことだろう。言いがかりをつけてくる客、雇用斡旋所の係員、そして、通りすがりの見知らぬ他人…。しかし、娘のそれには大人が口にするときの悪意は皆無だった。そこにはただ、純粋な懇願だけがあった。その奥底には、意志疎通を求め、会話を、言葉を欲しがっている小さな女の子と、やもめ男ののっぴきならぬ事情と、彼ら親子のただならぬ状況が横たわっていた。叫んだあと、メグはトーチャン、トーチャン、トーチャン、と甘えたようにすり寄ってきた。英語がわからない父親と日本語がわからない娘が、オーストラリアの地でつむぐ言葉と音楽の物語。
著者プロフィール
岩城 けい(イワキ ケイ)
大阪生まれ。『さようなら、オレンジ』で2013年、第29回太宰治賞を受賞しデビュー。同作で、第8回大江健三郎賞受賞。2015年に刊行された『Masato』で、第32回坪田譲治文学賞受賞。オーストラリア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
岩城 けい(イワキ ケイ)
大阪生まれ。『さようなら、オレンジ』で2013年、第29回太宰治賞を受賞しデビュー。同作で、第8回大江健三郎賞受賞。2015年に刊行された『Masato』で、第32回坪田譲治文学賞受賞。オーストラリア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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“Speak English!”ちゃんとしゃべって。メグが大声でそう叫び、崇は口封じのひとことに動けなくなった。今まで、このひとことを何度叫ばれたことだろう。言いがかりをつけてくる客、雇用斡旋所の係員、そして、通りすがりの見知らぬ他人…。しかし、娘のそれには大人が口にするときの悪意は皆無だった。そこにはただ、純粋な懇願だけがあった。その奥底には、意志疎通を求め、会話を、言葉を欲しがっている小さな女の子と、やもめ男ののっぴきならぬ事情と、彼ら親子のただならぬ状況が横たわっていた。叫んだあと、メグはトーチャン、トーチャン、トーチャン、と甘えたようにすり寄ってきた。英語がわからない父親と日本語がわからない娘が、オーストラリアの地でつむぐ言葉と音楽の物語。