もくじ情報：第１章　実践的な理論；第２章　精神保健現場における精神分析的スーパービジョン；第３章　気が狂いそうにさせられて―境界例の理解へ；第４章　窮地に追い込まれて―反社会性パーソナリティ障害の患者の精神分析的な理解；第５章　精神病的な波長に周波数を合わせる；第６章　精神病的な患者の管理およびケアにおける精神分析的アセスメントの役割；第７章　意図的な自傷―「死ぬのは問題ないのです、我慢ならないのは生きていることで」；第８章　拒食症―内なる無言の暗殺者；第９章　ヒステリー―心理的問題の性愛的解決策

エヴァンス，マーカス(エヴァンス，マーカス)
マーカス・エヴァンスは、タビストック・アンド・ポートマンＮＨＳファウンデーション・トラストのコンサルタント成人心理療法士であり、実践家、講師、部門管理者として精神保健医療の領域で３５年の経験がある。１９８３年に精神科看護師の資格を得て以降、セント・ジャイルズ・デイ・ホスピタルの主任看護師、キングス・カレッジ病院救急外来のリエゾン精神科ならびに自殺類似行為専門の臨床専門看護師、ベスレム病院およびモーズレイ病院における心理療法専門の臨床専門看護師という看護職を歴任した。タビストック・アンド・ポートマンＮＨＳファウンデーション・トラストで心理療法士の資格を取得したのち、同トラスト内に訓練過程を作るという職務を負って、看護部長の職に就いた。看護部長であり、コンサルタント成人心理療法士の職にあって、その後、２０１１年から２０１５年まで、成人および思春期部門のアソシエイト・クリニカル・ディレクターに就任した。アソシエイト・クリニカル・ディレクターを退いて以降、ポートマン・クリニックのコンサルタント成人心理療法士として働き始めた