内容紹介：ヒトラーの奇妙な菜食主義、スターリンが仕掛けた夕食会の罠、毛沢東の「革命的」食生活、チャウシェスクの衛生第一主義、ボカサの皇帝戴冠式の宴会、酒が大量消費されたサダムのディナーなど、この本は暴君たちの食にまつわる奇癖やこだわりを描く。
ヒトラーの奇妙な菜食主義、毛沢東の「革命的」食生活、ボカサの皇帝戴冠式の宴会…暴君たちの、食にまつわる奇癖やこだわり。独裁者たちの皿は全体主義を写す鏡であり、絶対的権力に対する渇望だけでなく、子ども時代にまでさかのぼる不安が反映されている。
もくじ情報：第１章　毛沢東―革命は、客にごちそうをふるまうことではない；第２章　ジャン・ベデル・ボカサ―フリーランチなど存在しない；第３章　アドルフ・ヒトラー―ワインを愛することを知らぬ者は、人生を愛することを知らない

ルドー，クリスティアン(ルドー，クリスティアン)
作家、プロデューサー