内容紹介：「現実を直視し、物事を考える」をモットーとする著者が、労使関係法の領域において著した主な論考21編を収録。労使関係法の世界に、本来あるべき常識を取り戻すべく論考を重ねた著者の半世紀にわたる軌跡と到達点。
もくじ情報：序章（労働組合法を越えて）；第１章　労使自治（パートタイム労働者と集団的労使関係；労使自治とその法理；労使関係の変化とアメリカ労働法　ほか）；第２章　団体交渉・労働協約（労働協約の理論と実務；団体交渉に関する覚書；労使関係法の常識と非常識　ほか）；第３章　団体行動（紹介　ノンストッページ・ストライキについて；怠業；出張・外勤拒否闘争と賃金　ほか）；終章（久保敬治先生から教わったこと）

小嶌　典明(コジマ　ノリアキ)
昭和２７年大阪市生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。関西外国語大学顧問、同外国語学部教授。大阪大学名誉教授、同博士（法学）。労働法専攻（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）