インドネシア拳法「シラット」の我が国におけるパイオニアであり、元公立小学校教頭であった對木佳史が、日本の未来を危惧し、緊急執筆した。病魔により生死をさまよった著者は「奇跡の復活」を果たし、現在、カフェのオーナー＆マスターとして、現代人に多くの生き甲斐と楽しく充実した生き方のヒントを伝授する。
もくじ情報：第１章　金融マンから小学校の教師へ；第２章　おいらは、小学校の先生；第３章　ジャカルタって、どこ？；第４章　おいらのライフワーク；第５章　ここは、虎の穴？；第６章　休職と学会発表；第７章　創造的な学習；第８章　地獄と天国；第９章　異なる窓からの風景；第１０章　人生、まだまだ！

對木　佳史(ツイキ　ヨシフミ)
１９５７年、神奈川県茅ケ崎市に生まれる。神奈川県立伊勢原高等学校。明星大学人文学部社会学科を卒業。東都信用組合、町田支店得意先課として１年弱勤務後、自主退職。玉川大学の通信課程にて、初等教育免許を取得し、１９８２年教員採用試験に合格し、神奈川県公立小学校教諭となる。１９８６年から政府派遣教員として、ジャカルタ日本人学校へ海外赴任。１９９２年、横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校教官となる。１９９９年、東京大学にて、第５０回・日本体育学会発表「ＰＥＮＣＡＴ　ＳＩＬＡＴにおける身体技法体系」２００３年、早稲田大学にて、第４回スポーツ人類学会発表。「プンチャック・シラットにおける伝統と競技化」２０１２年より教頭職を４年務めた後２０１６年（５７歳）で、早期退職。現在、実家を改装し、カフェのオーナー兼マスターとして経営しながら、インドネシア語講師や道場の運営等を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）