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出版社名:人文書院
出版年月:2023年4月
ISBN:978-4-409-24155-4
337P 20cm
幻想の終わりに 後期近代の政治・経済・文化
アンドレアス・レクヴィッツ/著 橋本紘樹/訳 林英哉/訳
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内容紹介・もくじなど
社会はより良く進歩しているという「幻想」が潰えた後期近代。生産のオートメーション化、デジタル革命、単純サービス業の増加等、産業構造の転換によって新しい階級社会が誕生している。リベラルでエコロジカル、グローバル志向の新たな中産階級が影響力を振るい、個々人は「独自性」を競い合う。世界規模で起こっているこの変化は、私たちの生活に何をもたらすのだろうか。欧米の最新文献を網羅しながら現代社会の矛盾や両義性を鮮やかに描く、ドイツ発の新たな社会理論。
もくじ情報:序章 幻想が消えた現代;第1章 文化をめぐる戦いとしての文化間の軋轢―ハイパーカルチャーと文化本質主義;第2章 平準化された中間層社会から三つの階…(続く
社会はより良く進歩しているという「幻想」が潰えた後期近代。生産のオートメーション化、デジタル革命、単純サービス業の増加等、産業構造の転換によって新しい階級社会が誕生している。リベラルでエコロジカル、グローバル志向の新たな中産階級が影響力を振るい、個々人は「独自性」を競い合う。世界規模で起こっているこの変化は、私たちの生活に何をもたらすのだろうか。欧米の最新文献を網羅しながら現代社会の矛盾や両義性を鮮やかに描く、ドイツ発の新たな社会理論。
もくじ情報:序章 幻想が消えた現代;第1章 文化をめぐる戦いとしての文化間の軋轢―ハイパーカルチャーと文化本質主義;第2章 平準化された中間層社会から三つの階級の社会へ―新たな中産階級・古くからの中産階級・不安定な階級;第3章 工業社会を超えて―分極化したポスト工業主義と認知・文化資本主義;第4章 疲弊した自己実現―後期近代の個人とその感情文化のパラドックス;第5章 自由主義の危機と新たな政治的パラダイムの探求―開放型自由主義から埋め込み型自由主義へ
著者プロフィール
レクヴィッツ,アンドレアス(レクヴィッツ,アンドレアス)
1970年、ドイツ・ヴィッテン生まれ。社会学者、文化理論家。フンボルト大学ベルリン社会科学研究所教授。近年の主な受賞歴として、DFG(ドイツ研究振興協会)のゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞(2019年)、ハイデルベルク科学アカデミーによる表彰(2021年)など
レクヴィッツ,アンドレアス(レクヴィッツ,アンドレアス)
1970年、ドイツ・ヴィッテン生まれ。社会学者、文化理論家。フンボルト大学ベルリン社会科学研究所教授。近年の主な受賞歴として、DFG(ドイツ研究振興協会)のゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞(2019年)、ハイデルベルク科学アカデミーによる表彰(2021年)など