内容紹介：山と自然の文庫シリーズ、モン・ブックス第６弾。尾瀬国立公園の自然、景観、動植物を美しい写真とともに紹介する１冊。日本の自然保護運動発祥の地・尾瀬を通して改めて自然保護を考える。植物インストラクターの資格も持つ著者による尾瀬の高山植物・花や樹木の写真、解説が充実。山岳、湿原、湖沼、河川、動植物、地名の由来、自然保護…など「尾瀬」の魅力を深く知るための本。
日本の自然保護活動は、ここから始まった。美しい湿原、湖沼、多様な生物が織りなす尾瀬の自然。その魅力をあますところなく紹介し、保護への課題を探る。
もくじ情報：第１部　尾瀬の自然と生物多様性（尾瀬の山；尾瀬の滝；尾瀬の湿原；尾瀬の四季；尾瀬の花　ほか）；第２部　尾瀬の保護と課題（「尾瀬ビジョン」の変更；尾瀬で過去に生じた大きな難問；「尾瀬の自然を守る会」小史；尾瀬が乾燥している？―水量のこと；尾瀬沼の水はきれい？―水質のこと　ほか）

大山　昌克(オオヤマ　マサカツ)
ＮＰＯ法人尾瀬自然保護ネットワーク副理事長。尾瀬を守る会事務局長。１９５３年、東京都渋谷区生まれ。法政大学法学部卒業。２００８年、ＮＰＯ法人尾瀬自然保護ネットワーク入会。尾瀬自然保護指導員、森林インストラクター、日本生態学会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）