内容紹介：昭和五十二年。周平と花の駐在夫婦が暮らす雉子宮は、やはり事件の種が尽きず……。倒れた村長、幽霊騒ぎ、そして埋蔵金まで！？　連作短篇シリーズ第三弾。
昭和５２年。元刑事・蓑島周平と元医者・花の夫婦の駐在生活も三年が経ち、ふたりはすっかり村の一員に。だが相変わらず雉子宮には、事件の種はつきないようで―。病気で倒れた村長と勘当された娘、山で起きた幽霊騒ぎ、そしてなんと村に埋蔵金が…？家族の絆と人の優しさが胸を打つ、大好評連作短篇シリーズ第三弾。

小路　幸也(ショウジ　ユキヤ)
１９６１年、北海道生まれ。２００３年、『空を見上げる古い歌を口ずさむ　ｐｕｌｐ‐ｔｏｗｎ　ｆｉｃｔｉｏｎ』でメフィスト賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）