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出版社名:勉誠社
出版年月:2023年9月
ISBN:978-4-585-39032-9
277P 21cm
比較文学で読む十一の出会い 交差する東西のまなざし
英米文化学会/編
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内容紹介・もくじなど
明治の開国に伴い、外国人によって発見された日本の文化・文学。まなざしは西から東へと注がれ、日本人もまた、東から西を見つめた。自国と異国の差異を経験し、演劇、小説、落語そして舞踊と多様なジャンルで、個々の葛藤や発見を昇華させた日本人たち。文明開化以降、外国人はどのように日本の文化・文学を紹介し、また日本人たちはどのように日本文化の枠組みの中で、西洋文化を摂取していったのか。明治、大正、昭和、そして戦争を経て、現代まで続く人々の、日本文化・文学の葛藤と発展を読み解く。
もくじ情報:第1章 古い人を脱ぎ捨て、新しい人を身に着ける―チェンバレンと能『殺生石』(式町眞紀子);第2章 明治期におけるディケ…(続く
明治の開国に伴い、外国人によって発見された日本の文化・文学。まなざしは西から東へと注がれ、日本人もまた、東から西を見つめた。自国と異国の差異を経験し、演劇、小説、落語そして舞踊と多様なジャンルで、個々の葛藤や発見を昇華させた日本人たち。文明開化以降、外国人はどのように日本の文化・文学を紹介し、また日本人たちはどのように日本文化の枠組みの中で、西洋文化を摂取していったのか。明治、大正、昭和、そして戦争を経て、現代まで続く人々の、日本文化・文学の葛藤と発展を読み解く。
もくじ情報:第1章 古い人を脱ぎ捨て、新しい人を身に着ける―チェンバレンと能『殺生石』(式町眞紀子);第2章 明治期におけるディケンズの『若夫婦に関するスケッチ』翻訳受容(水野隆之);第3章 文明開化と三遊亭円朝人情咄「蝦夷錦古郷の家土産」―原作『新・堕ちた女の物語』(ウィルキー・コリンズ作)と比較して(閑田朋子);第4章 グレイと漱石、セリマと「吾輩」(菅野智城);第5章 踊る山田耕筰―イザドラ・ダンカンの舞踊思想に魅せられて(蒔田裕美);第6章 一九一〇年代のロンドンと坪内士行の観劇体験―音楽劇を中心に(赤井朋子);第7章 帝劇女優・森律子の秘められた意思―矛盾を解消する異文化接触(藤岡阿由未);第8章 島崎藤村の「分配」再評価―ラスキンの格言を通して見えてくるもの(塚田英博);第9章 大岡昇平『ハムレット日記』改訂と「オフィーリア埋葬」の意味(石塚倫子);第10章 世界に突然現れる謎の鳥たち―筒井康隆「ジャップ鳥」と一九七〇年代の日本(河内裕二);第11章 ユートピア探しと物語探し―井上ひさしとオルダス・ハクスリー(加藤千博)

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