一瞬の交錯で勝負を決する！その術理を様々な武術・格闘技の実例で学ぶ。防御と同時に渾身の一撃を加える。互いに攻防を繰り返す体力勝負の次元を超えた、武術の到達地点。相手の動きを未然に察知。瞑想修行が生む絶技の数々！
もくじ情報：第１章　交差法に特化した嫡流真伝中国正派拳法；第２章　太氣拳の神髄「差手」；第３章　ボクシングに活かせる交差法；第４章　ムエタイのカウンターテクニック；第５章　中国散打の側〓と〓法；第６章　空手道の攻防一体技法；第７章　交差法で読み解く九十九式太極拳；第８章　小野派一刀流剣術の極意「切り落とし」；第９章　武術と格闘技の融合を目指して；第１０章　「合気道は当身が７割」の真意とは？；第１１章　総合格闘技に活かせる交差法；第１２章　無拳無意；特別編　脳波測定で解明する交差法の極意

岡部　武央(オカベ　タケヒサ)
１９７２年生まれ。総合武道研究会玄武館会長。中学１年より空手道、琉球古武術を学ぶ。のちに易筋経、嫡流真伝中国正派拳法、太氣至誠拳法、九十九式太極拳を修める。１９９８年、第１回世界散打摶撃選手権６４キロ級チャンピオンとなる。さらに禅密功、回族心意六合拳、山西派宋氏形意拳、楊家太極拳の要訣を学ぶ。２０２２年、ＮＨＫ『明鏡止水～武のＫＡＭＩＷＡＺＡ～』に出演し、交差法の実演に大反響。九十九式太極拳の会・代表師範。躾道館師範。合気柔術逆手道師範（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）