内容紹介：「将棋は逆転のゲーム」とよく言われるように、将棋を勝ちきるのはとても難しいもの。本書では「有利な局面でいかにその優位を拡大するか」ということをテーマにした技術書です。まず第１章では部分図と駒落ち戦を扱い、「終盤意識」の重要性を解説します。第２章は全３４のテーマ図を徹底的に研究し、優勢の将棋を勝ちきるための汎用的な考え方・テクニックをご紹介します。
有利な将棋を勝ちきるテクニックを徹底解説。もう逆転負けは許さない！“駒得を貯金と考える”“玉頭の制空権を握る”など、リード拡大のプロセスを学ぶ３４のテーマ。
もくじ情報：第１章　終盤意識の重要性（基本形に落としこむ；駒落ちを勝ちきる）；第２章　平手編（攻めきりを目指す；玉頭からの攻め；相手の大駒を抑える；駒得の生かし方；白玉が薄い場合；相手の攻めの面倒を見る；成功図を描く；練習問題）

真田　圭一(サナダ　ケイイチ)
１９７２年１０月６日生まれ、千葉県八千代市出身。１９８５年６級で（故）松田茂役九段門。１９９２年４月四段。２００５年３月七段。２０１６年１０月八段。１９９７年第１０期竜王戦でタイトル初挑戦。１９９８年将棋大賞新人賞受賞。１９９９年から２００３年まで将棋連盟理事を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）