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哲学・思想一般
出版社名:講談社
出版年月:2023年10月
ISBN:978-4-06-531831-7
409P 20cm
マルクス解体 プロメテウスの夢とその先
斎藤幸平/著 斎藤幸平/訳 竹田真登/訳 持田大志/訳 高橋侑生/訳
組合員価格 税込
2,673
円
(通常価格 税込 2,970円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:資本主義をこえていく、新時代のグランドセオリー! 人新世から希望の未来へ向かうための理論。英国で出版された話題書Marx in the Anthropocene(ケンブリッジ大学出版、2023年)、待望の日本語版! いまや多くの問題を引き起こしている資本主義への処方箋として、斎藤幸平はマルクスという古典からこれからの社会に必要な理論を提示してきた。本書は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論から、プロメテウス主義の批判、未来の希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語るこれまでの研究の集大成であり、「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。目次第一…(
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内容紹介:資本主義をこえていく、新時代のグランドセオリー! 人新世から希望の未来へ向かうための理論。英国で出版された話題書Marx in the Anthropocene(ケンブリッジ大学出版、2023年)、待望の日本語版! いまや多くの問題を引き起こしている資本主義への処方箋として、斎藤幸平はマルクスという古典からこれからの社会に必要な理論を提示してきた。本書は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論から、プロメテウス主義の批判、未来の希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語るこれまでの研究の集大成であり、「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。目次第一部 マルクスの環境思想とその忘却第一章 マルクスの物質代謝論第二章 マルクスとエンゲルスと環境思想第三章 ルカーチの物質代謝論と人新世の一元論批判第二部 人新世の生産力批判第四章 一元論と自然の非同一性第五章 ユートピア社会主義の再来と資本の生産力第三部 脱成長コミュニズムへ第六章 マルクスと脱成長コミュニズム MEGAと1868年以降の大転換第七章 脱成長コミュニズムと富の潤沢さ 【原書への賛辞】自然科学に関するマルクスの手稿への詳細な検証を通じて斎藤幸平が私たちに想起させるのは、マルクスがなぜ自然と資本主義の関係が根本的に持続不可能と主張したのか、ということだ。本書は、忘れ去られていたマルクスを私たちのもとに復活させる。長らく顧みられることのなかったマルクスを手がかりに、斎藤は、「脱成長コミュニズム」を力強く主張する。この理論的なアプローチは、「豪奢なコミュニズム」という抽象的な概念を対象にするのではなく、むしろ〈コモン〉の幸福を対象にして「豊かさ」という概念そのものを再編成しようとしている。ティティ・バタチャーリャ(共著書『99%のためのフェミニズム宣言』)傑作。\
いまや多くの問題を引き起こしている資本主義に対する処方箋として、斎藤幸平は、マルクスという古典からこれからの世の中に必要な理論を提示する。本書『マルクス解体』は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論、プロメテウス主義の批判から、未来への希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語る。これまでの斎藤の活動の集大成であり、同時に「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。
もくじ情報:第1部 マルクスの環境思想とその忘却(物質代謝論と環境危機;マルクスとエンゲルスと環境思想;ルカーチの物質代謝論と人新世の一元論批判);第2部 人新世の生産力批判(一元論と自然の非同一性;ユートピア社会主義の再来と資本の生産力);第3部 脱成長コミュニズムへ(マルクスと脱成長コミュニズム―MEGAと1868年以降の大転換;脱成長コミュニズムと富の潤沢さ)
著者プロフィール
斎藤 幸平(サイトウ コウヘイ)
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』角川ソフィア文庫)によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界9ヵ国で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって「日本学術振興会賞」受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書…(
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斎藤 幸平(サイトウ コウヘイ)
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』角川ソフィア文庫)によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界9ヵ国で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって「日本学術振興会賞」受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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いまや多くの問題を引き起こしている資本主義に対する処方箋として、斎藤幸平は、マルクスという古典からこれからの世の中に必要な理論を提示する。本書『マルクス解体』は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論、プロメテウス主義の批判から、未来への希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語る。これまでの斎藤の活動の集大成であり、同時に「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。
もくじ情報:第1部 マルクスの環境思想とその忘却(物質代謝論と環境危機;マルクスとエンゲルスと環境思想;ルカーチの物質代謝論と人新世の一元論批判);第2部 人新世の生産力批判(一元論と自然の非同一性;ユートピア社会主義の再来と資本の生産力);第3部 脱成長コミュニズムへ(マルクスと脱成長コミュニズム―MEGAと1868年以降の大転換;脱成長コミュニズムと富の潤沢さ)