内容紹介：かつて連続殺人を起こした少年・児玉永久。シリアルキラーのクローンである彼は法医昆虫学者・サージョージの研究を引き継ぎ、プロファイラー・中島保の保護下の許、ボディファームで死体と虫の研究を続けていた。そんな彼のもとに、八王子西署・猟奇犯罪捜査班所属の磐田厚夫、死神女史、そして新人刑事の堀北恵平が捜査協力を仰ぎに訪れる。発生したのは女児誘拐殺人事件－－被害者の女児は片目を持ち去られ、もう片方の目は十字に切りつけられていた。永久は捜査に協力させてもらえるよう、磐田に申し出る。それが「ＺＥＲＯ」から本当の「ＯＮＥ」になる方法、そして過去の償いになると信じて。大人気「藤堂比奈子」シリーズスピンオフ第４弾！
かつて連続殺人を犯した１６歳の少年・児玉永久は、天才的プロファイラー・中島保の保護の下、晩期死体現象と法医昆虫学の研究を続けていた。彼らの許を、猟奇犯罪捜査班の厚田巌夫、検死官・石上妙子、新人刑事の堀北恵平が訪れる。発生したのは女児誘拐殺害事件。被害者は瞼を切り付けられ、片目が刳り貫かれていた。事件の解決が過去の償いになると信じ、永久は事件を追い始めるが―。「藤堂比奈子」シリーズ、感動のスピンオフ。

内藤　了(ナイトウ　リョウ)
２月２０日生まれ。長野市出身。２０１４年に『ＯＮ』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）