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出版社名:日経BP日本経済新聞出版
出版年月:2024年1月
ISBN:978-4-296-11365-1
575P 19cm
民主主義と資本主義の危機
マーティン・ウルフ/著 小川敏子/訳
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内容紹介・もくじなど
中国ですら敵わないほどの強力な敵、民主主義と資本主義の敵は内側にいる。いま必要なのは格差解消と中間層の復活だ。世界金融危機後の中間層の空洞化は、先進国で既存体制への怒りに火を付けた。これから10年後、民主主義と資本主義は放棄されずに残るだろうか。高所得の民主主義国で台頭する右派・左派双方のポピュリズムは、世界を暗黒に変えるだろうか。20世紀はモンスターのような独裁者の世紀だった。いまふたたび独裁者が復活しようとしている。権力者だけに奉仕する国家に希望はない。20世紀、人類はそうなる運命を紙一重で切り抜けた。21世紀もうまく逃げおおせるだろうか。FTのチーフ・エコノミクス・コメンテーターが、いま…(続く
中国ですら敵わないほどの強力な敵、民主主義と資本主義の敵は内側にいる。いま必要なのは格差解消と中間層の復活だ。世界金融危機後の中間層の空洞化は、先進国で既存体制への怒りに火を付けた。これから10年後、民主主義と資本主義は放棄されずに残るだろうか。高所得の民主主義国で台頭する右派・左派双方のポピュリズムは、世界を暗黒に変えるだろうか。20世紀はモンスターのような独裁者の世紀だった。いまふたたび独裁者が復活しようとしている。権力者だけに奉仕する国家に希望はない。20世紀、人類はそうなる運命を紙一重で切り抜けた。21世紀もうまく逃げおおせるだろうか。FTのチーフ・エコノミクス・コメンテーターが、いま世界に求められる改革を描く。
もくじ情報:今回は、火だ;第1部 資本主義と民主主義について(共存的な双子―人類史における政治と経済;民主資本主義の進化);第2部 なにを間違えたのか(大事なのは経済なのだ、愚か者よ;レンティア資本主義の台頭;ポピュリズムの危険);第3部 民主資本主義を再生する(資本主義の再生;「新しい」ニューディールに向かって;民主主義の再生);第4部 いま歴史の転換点で(世界における民主資本主義;結論 市民の力をふたたび)
著者プロフィール
ウルフ,マーティン(ウルフ,マーティン)
フィナンシャル・タイムズ(FT)紙チーフ・エコノミクス・コメンテーター。2000年に金融ジャーナリズムを評価されCBE(大英帝国勲章コマンダー)を授与された。2013年にはアメリカ海外特派員クラブ(OPC)から最優秀解説賞を、2019年には経済・金融ジャーナリズムを称えるジェラルド・ローブ賞の生涯功労賞を受賞。2010年から2011年にかけてイギリスの独立銀行委員会の委員を務めた
ウルフ,マーティン(ウルフ,マーティン)
フィナンシャル・タイムズ(FT)紙チーフ・エコノミクス・コメンテーター。2000年に金融ジャーナリズムを評価されCBE(大英帝国勲章コマンダー)を授与された。2013年にはアメリカ海外特派員クラブ(OPC)から最優秀解説賞を、2019年には経済・金融ジャーナリズムを称えるジェラルド・ローブ賞の生涯功労賞を受賞。2010年から2011年にかけてイギリスの独立銀行委員会の委員を務めた

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