日本の歴史の流れが変わったあの時、あの人物は、どのような決断をしたのか。そして、その決断の後、時代がどう動いていったのか。日本の歴史の流れがつかめる１冊。
もくじ情報：２３９年　卑弥呼―魏に使者を送り、皇帝から金印をあたえられる；５９３年　聖徳太子―推古天皇の摂政となり、政治改革を進める；６４５年中大兄皇子（天智天皇）―蘇我氏をほろぼし、天皇中心の体制を作る；６７２年　大海人皇子（天武天皇）―天皇の位を争い、壬申の乱に勝利する；７４１年　聖武天皇―国分寺・国分尼寺の建立を命じ、仏教中心の国作りを進める；７９４年　桓武天皇―その後１０００年つづく平安京に都を移す；９９９年　藤原道長―娘を天皇の后につけ、藤原氏全盛を築く；１００８年ごろ紫式部―日本文学の代表作となる『源氏物語』を書く；１０８６年　白河天皇―天皇をしりぞいて上皇となり、院政を開始する；１１６７年　平清盛―太政大臣となり、武士としてはじめて日本の最高権力者に；１１８５年ごろ　源頼朝―平氏をほろぼして武士中心の政権、鎌倉幕府を樹立；１２２１年　北条政子―幕府と朝廷が衝突した承久の乱に勝利する；１２６８年　北条時宗―皇帝の国書を拒否！超大国、元の襲来；１３３３年　足利尊氏―鎌倉幕府をほろぼすが、その後、南北朝の混乱へ；１３９２年　足利義満―南北朝２つの朝廷を合一！日本最大の権力者となる；１４６７年　日野富子―将軍後継者争いから、応仁の乱が起きる

矢部　健太郎(ヤベ　ケンタロウ)
國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了、博士（歴史学）。現在、國學院大學文学部史学科教授。専門は日本中世史および室町・戦国・安土桃山時代の政治史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）