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出版社名:集英社
出版年月:2024年2月
ISBN:978-4-08-788100-4
206P 19cm
こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方
養老孟司/著 中村桂子/著 池澤夏樹/著 春山慶彦/編著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:学びにも、ビジネスにも、今必要なのは、身体性に裏打ちされた、たしかな「自然観」!都市化が急速に進み、子どものリアルな自然経験の少なさによる弊害が指摘されている。人は実際に体験し、そこから得られる知覚を通して抽象的な概念を学び、ゆっくりと知性を育むにもかかわらず、それがないがしろにされている。本書は、現在急成長中のベンチャー企業・YAMAPの創業者で読書家としても知られる春山慶彦が、養老孟司、中村桂子、池澤夏樹の各氏と、自然体験を通してAI時代に活きる知性の育み方を語り合う。「現代社会は、感覚から入るものを軽視しがちで、勉強すれば何でも頭に入ると思っています。でも実は、それ以前に身体で…(続く
内容紹介:学びにも、ビジネスにも、今必要なのは、身体性に裏打ちされた、たしかな「自然観」!都市化が急速に進み、子どものリアルな自然経験の少なさによる弊害が指摘されている。人は実際に体験し、そこから得られる知覚を通して抽象的な概念を学び、ゆっくりと知性を育むにもかかわらず、それがないがしろにされている。本書は、現在急成長中のベンチャー企業・YAMAPの創業者で読書家としても知られる春山慶彦が、養老孟司、中村桂子、池澤夏樹の各氏と、自然体験を通してAI時代に活きる知性の育み方を語り合う。「現代社会は、感覚から入るものを軽視しがちで、勉強すれば何でも頭に入ると思っています。でも実は、それ以前に身体で感じることが非常に重要なのです」--養老孟司「合理的に効率よくやろうとしていたら、生きものはとうの昔に消えていたと思います。それから、一つの価値基準で競争させて、いいものだけを残そうとしていたら、やはり消えていたでしょう。矛盾を組み込んで、『何でもあり』でやってきたからこそ、生きものは続いてきた」--中村桂子「何かうまくいったとき、『俺の腕がいいからだ』と思うのではなく、それはある意味、運であって、運である以上は何かに感謝しなきゃいけない。その何かは必ずしも神様でないかもしれないけれど、たぶんそういう謙虚な姿勢そのものに意味があるのでしょう」--池澤夏樹「知覚とは、自分を取り巻く世界をどう感じるか。知覚、つまり感覚、感性、五感で世界を捉えること、既存の思考と統合しながら解釈すること。そこに知性の核心がある」--春山慶彦<目次>1.養老孟司との対話 自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる2.中村桂子との対話「へんてこ」「無駄」「弱さ」があるから生きていける3.池澤夏樹との対話 自然に学ぶ「インチキせずに生きる力」 <著者プロフィール>養老孟司●解剖学者。著書に、『唯脳論』『バカの壁』『子どもが心配』など多数。中村桂子●生命誌研究者。著書に、『自己創出する生命 普遍と個の物語』『生命誌とは何か』などがある。池澤夏樹●小説家・詩人。著書に、『旅をした人-星野道夫の生と死』『されく魂 わが石牟礼道子抄』など。春山慶彦●登山地図アプリ「YAMAP」CEO。2018年内閣府が主宰する「宇宙開発利用大賞」において「内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞」を受賞。本書が初の著書となる。
共感力、思考力、創造性、課題解決力…自然の中で身体を動かすと知性が高まる!No.1登山アプリ「YAMAP」創業者と3人の識者による対談集。
もくじ情報:1 養老孟司との対話―自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる(身体や感覚を軽視する現代社会;今のこどもは「脳の出力」が不足している;エビデンスより「自分でやってみる」 ほか);2 中村桂子との対話―「へんてこ」「無駄」「弱さ」があるから生きていける(水の道と風の道;効率と競争の弊害;伝えたい四つのこと ほか);3 池澤夏樹との対話―自然に学ぶ「インチキせずに生きる力」(二〇年ぶりの再会;星野道夫という人;アラスカの自然のメッセージ ほか)

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