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出版社名:幻戯書房
出版年月:2024年3月
ISBN:978-4-86488-294-1
348P 20cm
鳥たちのフランス文学
岡部杏子/編著 福田桃子/編著 中村英俊/〔ほか〕著
組合員価格 税込 3,366
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内容紹介・もくじなど
鳥はもはや“人間にとって手が届きそうで届かない存在”ではなくなったのだろうか。18世紀の自然誌から、デボルド=ヴァルモール、ジョルジュ・サンド、バルザック、ヴェルヌ、ビュトール、プルースト、ルーセル、ブルトン、ボヌフォワ、マリー・ンディアイまで。18世紀から21世紀にいたるフランス文学の世界を飛び翔る鳥たちの姿を渉猟、精読する。
もくじ情報:1 セストスの鳥、高潔な鳥、鉤状嘴の鳥―自然誌から鳥類学へ(中村英俊);2 サヨナキドリが歌うとき―マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールの死生観(岡部杏子);3 ジョルジュ・サンドとバルザックのいくつかの小説における鳥と〓製(博多かおる);4 神ジュール・…(続く
鳥はもはや“人間にとって手が届きそうで届かない存在”ではなくなったのだろうか。18世紀の自然誌から、デボルド=ヴァルモール、ジョルジュ・サンド、バルザック、ヴェルヌ、ビュトール、プルースト、ルーセル、ブルトン、ボヌフォワ、マリー・ンディアイまで。18世紀から21世紀にいたるフランス文学の世界を飛び翔る鳥たちの姿を渉猟、精読する。
もくじ情報:1 セストスの鳥、高潔な鳥、鉤状嘴の鳥―自然誌から鳥類学へ(中村英俊);2 サヨナキドリが歌うとき―マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールの死生観(岡部杏子);3 ジョルジュ・サンドとバルザックのいくつかの小説における鳥と〓製(博多かおる);4 神ジュール・ヴェルヌと鳥たちの世界(石橋正孝);5 ゴモラの鳥たち―『失われた時を求めて』におけるつがいの幻想(福田桃子);6 レーモン・ルーセルにおける鳥の調教と詩(新島進);7 シラサギが飛び立つまで―アンドレ・ブルトンにおける“aigrette”(前之園望);8 鳥の影の主題による変奏―イヴ・ボヌフォワの二篇の詩をめぐって(三枝大修);9 ハシボソガラスと血―マリー・ンディアイ『魔女』における鳥(笠間直穂子)
著者プロフィール
岡部 杏子(オカベ キョウコ)
1977年、東京都生まれ。東京都立大学博士課程単位取得退学。現在、学習院大学文学部フランス語圏文化学科助教。専門は十九世紀フランス文学
岡部 杏子(オカベ キョウコ)
1977年、東京都生まれ。東京都立大学博士課程単位取得退学。現在、学習院大学文学部フランス語圏文化学科助教。専門は十九世紀フランス文学