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出版社名:誠文堂新光社
出版年月:2024年3月
ISBN:978-4-416-62353-4
383P 19cm
チョウごよみ365日 昆虫研究者が追いかけた四季折々の姿と営み
工藤誠也/著
組合員価格 税込 2,376
(通常価格 税込 2,640円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:花から花へと美しく舞うチョウは、私たちにとって身近な昆虫です。かつて、虫とり網で捕まえたり、羽化の様子に魅了されたりした人も少なくないでしょう。しかしながら現在、日本に土着している約240種のうち72種が環境省発表のレッドリストに記載。近年では、環境教育の観点から学校や家庭に「バタフライガーデン」を取り入れることで、昆虫と植物の共生関係を学ぶ機会も増えています。 キャベツ畑やシロツメクサなど、春夏を想起させるチョウですが、季節の移り変わりとともに翅の色や模様を変化させる仲間もいます。例えばサカハチチョウは、春型では黒色をベースにオレンジ色の斑紋が目立ちますが、夏型ではオレンジ色が消え…(続く
内容紹介:花から花へと美しく舞うチョウは、私たちにとって身近な昆虫です。かつて、虫とり網で捕まえたり、羽化の様子に魅了されたりした人も少なくないでしょう。しかしながら現在、日本に土着している約240種のうち72種が環境省発表のレッドリストに記載。近年では、環境教育の観点から学校や家庭に「バタフライガーデン」を取り入れることで、昆虫と植物の共生関係を学ぶ機会も増えています。 キャベツ畑やシロツメクサなど、春夏を想起させるチョウですが、季節の移り変わりとともに翅の色や模様を変化させる仲間もいます。例えばサカハチチョウは、春型では黒色をベースにオレンジ色の斑紋が目立ちますが、夏型ではオレンジ色が消えて白色が帯状に浮かび上がるなど、異なる種であるようにも感じられます。また、寒冷になるほど青が濃くなるヤマトシジミや斑紋が薄くなるキタキチョウのような種もいれば、キタテハのように成虫のまま越冬する種もいます。そうした姿は、実際にフィールドへ出向かないと目にすることはありません。 本書では、昆虫写真家であり研究者でもある著者が、四季折々のフィールドで出会ったチョウを美しい写真と臨場感のある文章で紹介しています。同定に特化した図鑑こそ多く出版されていますが、この本では生き生きとした生体写真やチョウが飛び交う風景写真によって、フィールドで暮らすチョウをひたすら撮り歩く著者ならではの視点を日めくり感覚で楽しむことができます。4月はじまり。