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出版社名:KADOKAWA
出版年月:2024年3月
ISBN:978-4-04-683342-6
359P 15cm
消せる少女/MF文庫J あ-24-02
あまさきみりと/著
組合員価格 税込 673
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:彼女はどんどん、消えていく。中学生の北斗には親がいない。たった一人血の繋がった姉は毎晩働きに出ており、結果、北斗は夜に出歩くことが多かった。そんな夜の町で出会った少しだけ年上の少女・ユリ。北斗とユリは少しずつ交流を重ねていくが、ある日、北斗の姉に重大な病気が見つかってしまう。そして、ユリは姿を消した。この世で一つ、なんでも消せる。でも消すたびに自分が一つ消えていく。そんな兵器な少女と、なんでもない少年の物語。
ありふれた人生を嫌い、現実逃避のように漫画家という夢を追いかけていた北斗。そんな彼の前に、ユリは突然現れた。「ワタシのヒマな時間を、キミがおもしろくしてみせてよ」北斗の漫画のフ…(続く
内容紹介:彼女はどんどん、消えていく。中学生の北斗には親がいない。たった一人血の繋がった姉は毎晩働きに出ており、結果、北斗は夜に出歩くことが多かった。そんな夜の町で出会った少しだけ年上の少女・ユリ。北斗とユリは少しずつ交流を重ねていくが、ある日、北斗の姉に重大な病気が見つかってしまう。そして、ユリは姿を消した。この世で一つ、なんでも消せる。でも消すたびに自分が一つ消えていく。そんな兵器な少女と、なんでもない少年の物語。
ありふれた人生を嫌い、現実逃避のように漫画家という夢を追いかけていた北斗。そんな彼の前に、ユリは突然現れた。「ワタシのヒマな時間を、キミがおもしろくしてみせてよ」北斗の漫画のファンを名乗る彼女の感想に励まされたり、取材と称して疑似恋愛をしてみたり。そんなユリと過ごす日々にいつの間にか励まされていた北斗。嫌っていたはずの、ありふれた幸せの尊さ。しかしある時、彼女の記憶も、想いも、大切なものが少しずつ消えてしまっていることを知り…。「僕はあなたを、ありふれた人生にしてみせる」この残酷な世界でも、僕らの幸せは誰にも消せない―。これは、今はもう消えてしまった、美しい恋の物語。

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