気候変動はどのように社会経済を質的に変えるか。生産のみならず、貨幣・信用の発展に注目し、制度・組織まで変容させる「社会的革新」という視点からとらえなおす。
もくじ情報：第１章　前近代経済における気候変動：市場、国家ならびに貨幣；第２章　気候変動と文明の崩壊；第３章　古代メソポタミア；第４章　東地中海：アテナイ、エジプト、ローマ；第５章　ローマ帝国；第６章　漢帝国；第７章　中世イスラム世界とヨーロッパ世界：近世オランダを付随させて；第８章　宋元明；第９章　日本：古代から近世へ

明石　茂生(アカシ　シゲオ)
１９５４年宮城県生まれ。１９８２年成城大学経済学部専任講師。同助教授を経て、１９９３年成城大学経済学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）