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出版社名:白水社
出版年月:2024年4月
ISBN:978-4-560-07252-3
391P 18cm
義とされた罪人の手記と告白/白水uブックス 252 海外小説永遠の本棚
ジェイムズ・ホッグ/著 高橋和久/訳
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:17世紀スコットランド、正反対の性格に育った兄弟の相克はついに宿命的な対決へ。重層する語りで悪の力を描いた傑作ゴシック小説。
17世紀末のスコットランド、領主コルウァンの二人の息子は、両親の不和により別々に育てられた。明朗快活な兄ジョージと、厳格な母親のもとで陰鬱な宗教的狂熱の虜となった弟ロバート。議会開催中のエディンバラで出会った兄弟の宿命的な確執はついに恐ろしい悲劇へ…。奇怪な事件をめぐり重層する語りが読者を解釈の迷宮へと誘う。フィクションの可能性を極限まで追求し、現代作家にも多大な影響を与える傑作ゴシック小説。(『悪の誘惑』改題)
内容紹介:17世紀スコットランド、正反対の性格に育った兄弟の相克はついに宿命的な対決へ。重層する語りで悪の力を描いた傑作ゴシック小説。
17世紀末のスコットランド、領主コルウァンの二人の息子は、両親の不和により別々に育てられた。明朗快活な兄ジョージと、厳格な母親のもとで陰鬱な宗教的狂熱の虜となった弟ロバート。議会開催中のエディンバラで出会った兄弟の宿命的な確執はついに恐ろしい悲劇へ…。奇怪な事件をめぐり重層する語りが読者を解釈の迷宮へと誘う。フィクションの可能性を極限まで追求し、現代作家にも多大な影響を与える傑作ゴシック小説。(『悪の誘惑』改題)
著者プロフィール
ホッグ,ジェイムズ(ホッグ,ジェイムズ)
スコットランドの詩人・小説家。1770年、スコットランド南部エトリック近郊の借地農家に生まれ、農場の使用人、羊飼いとして働きながら独学で読み書きを覚え、詩や戯曲の創作を始めた。1800年作の「ドナルド・マクドナルド」は国民的愛誦歌となり、『スコットランド辺境歌謡集』編纂中のウォルター・スコットと古謡の提供を契機に親交を結ぶ。詩集『山の吟詠詩人』(1807)が評価され、1810年にエディンバラで本格的な文学活動に入る。詩集『女王の夜祭』(13)、『詩鏡』(16)を刊行、1817年創刊の『ブラックウッズ・マガジン』に寄稿した諷刺的な記事で有名となるが、自身…(続く
ホッグ,ジェイムズ(ホッグ,ジェイムズ)
スコットランドの詩人・小説家。1770年、スコットランド南部エトリック近郊の借地農家に生まれ、農場の使用人、羊飼いとして働きながら独学で読み書きを覚え、詩や戯曲の創作を始めた。1800年作の「ドナルド・マクドナルド」は国民的愛誦歌となり、『スコットランド辺境歌謡集』編纂中のウォルター・スコットと古謡の提供を契機に親交を結ぶ。詩集『山の吟詠詩人』(1807)が評価され、1810年にエディンバラで本格的な文学活動に入る。詩集『女王の夜祭』(13)、『詩鏡』(16)を刊行、1817年創刊の『ブラックウッズ・マガジン』に寄稿した諷刺的な記事で有名となるが、自身も「エトリックの羊飼い」としてパロディの対象となる。ゴシック小説『義とされた罪人の手記と告白』(24)は20世紀に再評価され、現在では最も重要なスコットランド文学/英文学作品の一つと目されている。1835年死去