内容紹介：どの人もしんどい状況の中で、先輩としての関わり方に悩むあなたへ。ゆきこ先生の元へ実際に寄せられた相談の声や実体験をもとに、３２の言い換え例とあわせて解説。しんどさを感じる若い先生を、いちばん近くで支えるために、必ず役に立つ一冊です。
はじめての担任に緊張している先生、なかなか職員室になじめていない先生、子どもからキツい言葉を言われた先生。しんどい後輩に寄り添い支えるための、ケース別３２の言い換え例。
もくじ情報：第１章　若い先生が「しんどい」と感じる４つの理由（期待していたこととのギャップが大きい；余白がないと感じる業務量；経験・スキルが発展途上な中でのクレーム対応；価値観が定まらない中での職員室でのコミュニケーション）；第２章　先輩に必要な５つの共感スタンス（「励まし」や「共感」が絶対の正解ではない；自分がどの位置にいて、後輩はどの位置にいるのかを俯瞰する；自分の今いる位置から階段をおりる；「その人が言ってほしいこと」と「自分が伝えたいこと」を満たす；自分自身の心がしんどいときはまず自分）；第３章　若い先生の心を軽くする先輩のことば３２（不安・悩みに寄り添う；現状をただただ認める；励ますときも認め続ける；経験を伝える；伝えづらいことを伝える）

ゆきこ先生(ユキコセンセイ)
現役小学校教員で二児の母。がんばりすぎてある日突然学校に行けなくなってしまった過去から、職員室で苦しんでいるけど、みんなが忙しい状況の中でなかなか言い出せない現状を変えたいと感じるように。同じ想いながらにがんばっている先生たちに向けて、学校での体験や自身の経験に基づくアドバイスをＩｎｓｔａｇｒａｍで投稿したところ話題となる。現在も、悩みを抱える先生たちの助けになれたらという想いから、ＳＮＳ、講演等で積極的に発信を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）