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出版社名:九州大学出版会
出版年月:2024年9月
ISBN:978-4-7985-0379-0
160,24P 22cm
中国近代における「国語科」の創成 胡適の思想的模索
山下大喜/著
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内容紹介・もくじなど
新文学の確立とともに胡適が模索したものとは。近代的な学校教育制度の確立に胡適が果たした歴史的な役割を「国語科」カリキュラムの誕生から描き出す。
もくじ情報:序章;第1章 近代的な「国語」意識の連鎖(上田万年と伊澤修二;「官話」と「国語」);第2章 アメリカ留学を通じた文学論の形成(胡適のアメリカ留学;文学革命の発火点;ルネサンス史の援用―「中国的文芸復興」として);第3章 「実験主義の信徒」として(西洋知の受容と展開;胡適とデューイの思想的関係;マルクス主義との論争関係);第4章 国語統一運動と文学革命(読音統一会での議決―教育行政上の課題として;「建設的文学革命論」の思想史的意義;胡適の国語…(続く
新文学の確立とともに胡適が模索したものとは。近代的な学校教育制度の確立に胡適が果たした歴史的な役割を「国語科」カリキュラムの誕生から描き出す。
もくじ情報:序章;第1章 近代的な「国語」意識の連鎖(上田万年と伊澤修二;「官話」と「国語」);第2章 アメリカ留学を通じた文学論の形成(胡適のアメリカ留学;文学革命の発火点;ルネサンス史の援用―「中国的文芸復興」として);第3章 「実験主義の信徒」として(西洋知の受容と展開;胡適とデューイの思想的関係;マルクス主義との論争関係);第4章 国語統一運動と文学革命(読音統一会での議決―教育行政上の課題として;「建設的文学革命論」の思想史的意義;胡適の国語教育論;「国語科」創成の政策過程);第5章 「清末」との差異化(清水董三による国語統一調査;文学史叙述の変容;「形式」と「内容」);終章
著者プロフィール
山下 大喜(ヤマシタ ダイキ)
現職:山口大学教育学部講師。専門領域は教育学(カリキュラム研究、教育史)。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、愛知教育大学・中京大学非常勤講師、宇部工業高等専門学校一般科講師などを経て現職。アジア教育史学会2022年奨励賞受賞。主に中国近代および台湾をフィールドとしたカリキュラム論の特質、教育思想の受容史について研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
山下 大喜(ヤマシタ ダイキ)
現職:山口大学教育学部講師。専門領域は教育学(カリキュラム研究、教育史)。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、愛知教育大学・中京大学非常勤講師、宇部工業高等専門学校一般科講師などを経て現職。アジア教育史学会2022年奨励賞受賞。主に中国近代および台湾をフィールドとしたカリキュラム論の特質、教育思想の受容史について研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)