夢、幻を超えて、「今」を生きる旅へ。キャンピングカーの旅―。山との出会い、肺がんを乗り越えて、免疫学者としての軌跡を静かにたどる。
もくじ情報：第１章　胡蝶夢号；第２章　旅立ち；第３章　ふたり旅５０年；第４章　リーダー；第５章　ターニングポイント；第６章　胡蝶の夢；第７章　インターロイキン６発見への道のり；第８章　未来を想う；最終章　夢は叶えるためにある

平野　俊夫(ヒラノ　トシオ)
大阪大学名誉教授、日本赤十字社大阪府支部長、公益財団法人大阪国際がん治療財団理事長。１９７２年大阪大学医学部卒業、米国ＮＩＨ留学、大阪府立羽曳野病院を経て、熊本大学助教授、大阪大学助教授、同教授、生命機能研究科長、医学系研究科長・医学部長、第１７代大阪大学総長を歴任。日本学術会議会員、日本免疫学会会長、量子生命科学会初代会長、総合科学技術会議議員、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構（ＱＳＴ）理事長などを歴任。Ｔｈｅ　Ｓａｎｄｏｚ　Ｐｒｉｚｅ　ｆｏｒ　Ｉｍｍｕｎｏｌｏｇｙ、藤原賞などを受賞。紫綬褒章、瑞宝大綬章を受章。インターロイキン６（ＩＬ－６）を発見し、作用機序と慢性炎症性疾患との関連性を解明。関節リウマチや重症の新型コロナウィルス感染症治療薬開発の道を開いた。専門は免疫学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）