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出版社名:吉川弘文館
出版年月:2025年10月
ISBN:978-4-642-03942-0
328P 22cm
テクスト構築の史料学 日本近代思想史の方法を問う
中野目徹/著 田中友香理/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:思想史研究は史料といかに向き合うべきか。テクストの内容読解だけでは掴めない思想の文脈を、史料学の実践のなかに見出す試み。整理にあたった陸(くが)羯(かつ)南(なん)・徳富蘇峰・鈴木虎雄らの関連資料群の伝来と構造の解明に加え、書簡・日記・雑誌・書物などからテクスト構築の実践的課題に挑む。大量に残存する近代史料を対象に、思想探究の方法を提示する。
史料の読解だけでは掴めない思想の文脈をいかに探り出すか。陸羯南・鈴木虎雄らの資料群に整理を加え、書簡・日記・雑誌・書物の伝来と構造やテクストの構築過程を提示。私文書を対象に思想史研究の方法を探求する。
もくじ情報:思想史テクスト構築のための規準…(続く
内容紹介:思想史研究は史料といかに向き合うべきか。テクストの内容読解だけでは掴めない思想の文脈を、史料学の実践のなかに見出す試み。整理にあたった陸(くが)羯(かつ)南(なん)・徳富蘇峰・鈴木虎雄らの関連資料群の伝来と構造の解明に加え、書簡・日記・雑誌・書物などからテクスト構築の実践的課題に挑む。大量に残存する近代史料を対象に、思想探究の方法を提示する。
史料の読解だけでは掴めない思想の文脈をいかに探り出すか。陸羯南・鈴木虎雄らの資料群に整理を加え、書簡・日記・雑誌・書物の伝来と構造やテクストの構築過程を提示。私文書を対象に思想史研究の方法を探求する。
もくじ情報:思想史テクスト構築のための規準と技法―史料学は思想史研究の方法たりうるか;第一部 資料群の整理及びその伝来と構造(最上家所蔵「陸・最上家関係資料」の整理―「陸羯南関係史料」の特定作業;「鈴木虎雄関係史料」の整理―追加整理の書簡史料を含む伝来と構造;「長善館史料館所蔵資料」の整理とその伝来・構造;「蘇峰会所蔵資料」の整理とその伝来・構造);第二部 書簡史料の批判と解釈(最上家所蔵「陸羯南宛高橋健三書簡」―テクスト構築と対外硬運動期の内容分析;小田原市立中央図書館所蔵「高橋健三宛陸羯南書簡」―テクストの構築と「陸‐高橋往復書簡」の復元作業;妻花圃との往復書簡にみる三宅雪嶺の洋行);第三部 日記史料の批判と解釈(日記でよむ長善館;鈴木鹿之介日記にみる明治東京の書生社会;「萬象録」にみる高橋箒庵の政治社会思想);第四部 雑誌・書物テクストの批判と解釈(近代思想史研究における雑誌メディア;明六社と『明六雑誌』;徳富蘇峰と『家庭雑誌』―「第二の維新」と家庭の「平民的改革」;三宅雪嶺による『王陽明』の訂正増補)
著者プロフィール
中野目 徹(ナカノメ トオル)
1960年福島県に生まれる。現在、筑波大学人文社会系教授
中野目 徹(ナカノメ トオル)
1960年福島県に生まれる。現在、筑波大学人文社会系教授

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