人口減少・少子化・高齢化などの人口問題を検討するために欠かせない人口学。その分析手法としての形式人口学を中心に人口と相互に影響を及ぼしあう要因を扱う実体人口学もあわせて解説する。
もくじ情報：第１章　序論：人口学とは；第２章　人口学の基礎概念；第３章　人口規模の分析；第４章　人口構造の分析；第５章　死亡に関する分析；第６章　出生に関する分析；第７章　人口推計；第８章　安定人口理論

石井　太(イシイ　フトシ)
慶應義塾大学経済学部教授。１９９１年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了（数学専攻）。２０１４年カリフォルニア大学バークレー校大学院Ｐｈ．Ｄ．（人口学）。１９９１年厚生省（現・厚生労働省）入省。２００４年より国立社会保障・人口問題研究所で将来人口推計・死亡分析等に関する研究に従事、２０１２年人口動向研究部長就任。２０１９年より現職。専門は人口学（死亡分析、数理人口学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）