『ウイークエンド日経』に掲載されたコラムを集めたもの。コラムには書ききれなかった色名の時代背景やその色名を用いた同時代の詩歌や文章の例、その他の周辺の話題などを書き綴る。
もくじ情報：あいすみちゃ（藍墨茶）；いわぬいろ（謂はぬ色）；うつぶしいろ（空五倍子色）；エレファンツ・ブレス（Ｅｌｅｐｈａｎｔ’ｓ　Ｂｒｅａｔｈ）；おもいのいろ（思ひの色）；かめのぞき（瓶覗）；きくじん（麹塵）；クレオパトラ（Ｃｌｅｏｐａｔｒａ）；けんぽういろ（憲法色・憲房色）；こびちゃ（媚茶）〔ほか〕

福田　邦夫(フクダ　クニオ)
１９３１年京都生まれ。東京都教育大学教育学部芸術学科卒業。（財）日本色彩研究所、（株）日本色彩社、（社）日本流行色協会、九州造形造期大学・九州産業大学芸術学部助教授、（財）日本色彩研究所企画管理室部長を経て、現在、女子美術大学大学院教授、日本色彩学会会員。著書に「色の名前はどこからきたか」「ミステリーと色彩」（青娥書房）「日本の伝統色」「西洋の伝統色」（読売新聞社）「色の名前」（主婦の友社）。共著に「色の彩時記」「色の博物誌」（朝日新聞社）「ＴＨＥ　ＣＯＬＯＲＳ　ＯＦ　ＪＡＰＡＮ」（講談社インターナショナル）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）