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小児科学一般
出版社名:岩崎学術出版社
出版年月:2002年8月
ISBN:978-4-7533-0205-5
36,276P 22cm
ウィニコット著作集 別巻1/ウィニコット書簡集 原書名:The spontaneous gesture/ウィニコット著作集 別巻 1
ウィニコット/〔著〕/F.ロバート・ロッドマン/編 北山修/監訳 妙木浩之/監訳
組合員価格 税込
5,445
円
(通常価格 税込 6,050円)
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内容紹介・もくじなど
本書の第一の意義は、その読み物としての面白さだけではなく、幾つかの「学問的」な価値にある。読者はまず、本書でウィニコット理論の背景に横たわるものを知ることができ、彼が外的環境の重要性を、それまでの一者心理学に対してどのような論調で主張していたかを知ることができる。これにより彼の理論的理解に厚みができて、展望が立体的になる。次いで、とくにクラインに対して、そしてクライン‐A.フロイト論争に対し、分裂を厭わぬ派閥ができ組織が硬直していくことについて、何度も懸念を表明するウィニコットは、英国精神分析協会を柔軟にして統合を維持しようとする独立学派(中間学派)の居場所を鮮明にしてくれる。とくに、派閥を解…(
続く
)
本書の第一の意義は、その読み物としての面白さだけではなく、幾つかの「学問的」な価値にある。読者はまず、本書でウィニコット理論の背景に横たわるものを知ることができ、彼が外的環境の重要性を、それまでの一者心理学に対してどのような論調で主張していたかを知ることができる。これにより彼の理論的理解に厚みができて、展望が立体的になる。次いで、とくにクラインに対して、そしてクライン‐A.フロイト論争に対し、分裂を厭わぬ派閥ができ組織が硬直していくことについて、何度も懸念を表明するウィニコットは、英国精神分析協会を柔軟にして統合を維持しようとする独立学派(中間学派)の居場所を鮮明にしてくれる。とくに、派閥を解散するよう、彼女たちを説得する彼の姿が印象的である。
もくじ情報:Violet Winnicott宛;Mrs.Neville Chamberlain宛;Kate Friedlander宛;British Medical Journal編集者宛;Beveridge卿宛;Times誌編集者宛;Ella Sharpe宛;Anna Freud宛;Paul Federn宛;British Medical Journal編集者宛〔ほか〕
著者プロフィール
ウィニコット,D.W.(ウィニコット,D.W.)
1896‐1971。医者としての経歴を小児科医として始め、小児科学の身体的側面に関心をもち続けながら、それ以上に児童心理学の研究に打ち込んだ。人間の発達の理解に対する貢献は、母親や赤ちゃんや幼児についての広範囲な臨床的仕事に基づいたもので、国際的に知られ評価されている。ケンブリッジのジーザスカレッジで医学を学び、戦後ロンドンのセント・バーソロミュー病院で働き、セント・バーソロミュー病院での研修医時代を除いては、病院勤務はすべて子ども病院。40年以上児童精神医学や精神分析を実践し研究し、そして英国精神分析学会の会長に選出。精神分析や医学の雑誌に多…(
続く
)
ウィニコット,D.W.(ウィニコット,D.W.)
1896‐1971。医者としての経歴を小児科医として始め、小児科学の身体的側面に関心をもち続けながら、それ以上に児童心理学の研究に打ち込んだ。人間の発達の理解に対する貢献は、母親や赤ちゃんや幼児についての広範囲な臨床的仕事に基づいたもので、国際的に知られ評価されている。ケンブリッジのジーザスカレッジで医学を学び、戦後ロンドンのセント・バーソロミュー病院で働き、セント・バーソロミュー病院での研修医時代を除いては、病院勤務はすべて子ども病院。40年以上児童精神医学や精神分析を実践し研究し、そして英国精神分析学会の会長に選出。精神分析や医学の雑誌に多くの論文を寄稿し、またこの分野のさまざまなグループ、つまり教師、助産婦、両親、ソーシャルワーカー、治安判事、医師、そしてまた精神分析家や心理学者といった専門家に、広く子どもの発達について講演した
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もくじ情報:Violet Winnicott宛;Mrs.Neville Chamberlain宛;Kate Friedlander宛;British Medical Journal編集者宛;Beveridge卿宛;Times誌編集者宛;Ella Sharpe宛;Anna Freud宛;Paul Federn宛;British Medical Journal編集者宛〔ほか〕