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出版社名:法政大学出版局
出版年月:2004年8月
ISBN:978-4-588-00801-6
669,35P 20cm
セルバンテスの思想/叢書・ウニベルシタス 801
アメリコ・カストロ/〔著〕 本田誠二/訳
組合員価格 税込 7,227
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:才知には富むが無学な作家とされてきたセルバンテス像を覆し,その思想をヨーロッパ的知性の文脈に位置づける。セルバンテス学に革命をもたらした幻の名著の完訳。
セルバンテスを覆っていたスペインの“栄光の神話”を引きはがし、ヨーロッパ的知性の文脈に位置づける。
もくじ情報:第1章 文学的指針;第2章 表現された現実に対する批判と表現者;第3章 文学的主題としての“過ち”と“調和”;第4章 神の内在的原理としての自然;第5章 その他のテーマ;第6章 宗教思想;第7章 道徳観;第8章 結論
内容紹介:才知には富むが無学な作家とされてきたセルバンテス像を覆し,その思想をヨーロッパ的知性の文脈に位置づける。セルバンテス学に革命をもたらした幻の名著の完訳。
セルバンテスを覆っていたスペインの“栄光の神話”を引きはがし、ヨーロッパ的知性の文脈に位置づける。
もくじ情報:第1章 文学的指針;第2章 表現された現実に対する批判と表現者;第3章 文学的主題としての“過ち”と“調和”;第4章 神の内在的原理としての自然;第5章 その他のテーマ;第6章 宗教思想;第7章 道徳観;第8章 結論
著者プロフィール
カストロ,アメリコ(カストロ,アメリコ)
1885‐1972。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロにて生まれる。グラナダ大学哲文科に入学。卒業後フランス、ソルボンヌ大学に留学。帰国後、「歴史学研究所」の語彙部門の統括者となる。マドリード中央大学で言語史の授業を担当。さらにアルゼンチン、ブエノス・アイレスにおいて「スペイン言語研究所」を設立。ベルリン大学で客員教授として教鞭をとった後、共和国政府から、ベルリン大使に任命される。スペインに戻ってから、マドリード大学でフランス文学を講じ、かたわらで教育行政にも携わる。「歴史学研究所」の機関誌『ティエラ・フィルメ』を創刊。ポワチエ大学から名誉教授、ソルボンヌ…(続く
カストロ,アメリコ(カストロ,アメリコ)
1885‐1972。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロにて生まれる。グラナダ大学哲文科に入学。卒業後フランス、ソルボンヌ大学に留学。帰国後、「歴史学研究所」の語彙部門の統括者となる。マドリード中央大学で言語史の授業を担当。さらにアルゼンチン、ブエノス・アイレスにおいて「スペイン言語研究所」を設立。ベルリン大学で客員教授として教鞭をとった後、共和国政府から、ベルリン大使に任命される。スペインに戻ってから、マドリード大学でフランス文学を講じ、かたわらで教育行政にも携わる。「歴史学研究所」の機関誌『ティエラ・フィルメ』を創刊。ポワチエ大学から名誉教授、ソルボンヌ大学から博士号を授与される。内戦勃発を機に、アルゼンチンに亡命。翌年からほぼ30年間をアメリカ合衆国に移って、諸大学で教鞭をとる。ウィスコンシン大学、テキサス大学、プリンストン大学を経て退職。1953年にプリンストン大学名誉教授。ヨーロッパ諸国を講演した後、カリフォルニア大学に迎えられる。晩年はスペインに居を定め、1972年7月25日、ヘローナにて心臓麻痺にて死去