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出版社名:九州大学出版会
出版年月:2005年11月
ISBN:978-4-87378-889-0
351,28P 22cm
「青年の国」ドイツとトーマス・マン 20世紀初頭のドイツにおける男性同盟と同性愛
福元圭太/著
 
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内容紹介・もくじなど
20世紀初頭のドイツにおいて「青年」たちは、来るべき時代の担い手として過度に賛美され、そこには一種の「青年神話」が形成された。トーマス・マンを始めとする多くの知識人は、タブラ・ラサとしての青年に自らの芸術的・政治的な夢を託した。それはまたファシストたちに関しても同様であった。「青年」においてこそ、この時代のドイツにおける「文学と政治」、そしてまた「エロス」のディスクルスが一身に交差していたのである。本書は、19世紀末からナチズムの台頭に至るまでのドイツで生成・発展していった「ドイツ青年運動」、並びに当時多くの読者を持った思想書や政治的テクスト、また文学テクストを分析の対象とし、「男性同盟と同性…(続く)
20世紀初頭のドイツにおいて「青年」たちは、来るべき時代の担い手として過度に賛美され、そこには一種の「青年神話」が形成された。トーマス・マンを始めとする多くの知識人は、タブラ・ラサとしての青年に自らの芸術的・政治的な夢を託した。それはまたファシストたちに関しても同様であった。「青年」においてこそ、この時代のドイツにおける「文学と政治」、そしてまた「エロス」のディスクルスが一身に交差していたのである。本書は、19世紀末からナチズムの台頭に至るまでのドイツで生成・発展していった「ドイツ青年運動」、並びに当時多くの読者を持った思想書や政治的テクスト、また文学テクストを分析の対象とし、「男性同盟と同性愛」を縦軸に、「文学と政治」を横軸に据え、従来の「エロスと文学」か「政治と文学」かという二者択一的な問題設定を横断する「エロスと政治と文学」の、特殊ドイツ的ありかたを明らかにする試みである。
もくじ情報:第1部 「ドイツ青年運動」と文学(「ドイツ青年運動」―高貴と野蛮の縮図;研究史と問題点;文化批判;学童悲劇;ヴァンダーフォーゲルと文学;表現主義演劇と青年);第2部 トーマス・マンとハンス・ブリューアー(トーマス・マン―ホモエローティク―政治;ハンス・ブリューアーとその周辺;ホモセクシュアリティの理論 ほか);第3部 同性愛と政治のディスクルス(男性同盟とホモソーシャリティ;「女性的なるもの」の位相);むすびに代えて―「青年の国」ドイツ
著者プロフィール
福元 圭太(フクモト ケイタ)
1960年大阪生まれ。大阪外国語大学ドイツ語学大学院修士課程修了。ベルリン・フンボルト大学、ボン大学留学。ミュンヒェン大学日本センター講師。九州大学大学院言語文化研究院助教授。九州大学博士(文学)。ドイツ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
福元 圭太(フクモト ケイタ)
1960年大阪生まれ。大阪外国語大学ドイツ語学大学院修士課程修了。ベルリン・フンボルト大学、ボン大学留学。ミュンヒェン大学日本センター講師。九州大学大学院言語文化研究院助教授。九州大学博士(文学)。ドイツ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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