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出版社名:勁草書房
出版年月:2006年3月
ISBN:978-4-326-25053-0
239,15P 22cm
教育の分配論 公正な能力開発とは何か
宮寺晃夫/著
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ロールズ、サンデル、ノージック等の理論を検討し、社会の<財>と<サーヴィス>としての教育の「公正な」分配のあり方を鋭く考察。
ロールズ、サンデル、ノージック等の理論を検討し、社会の<財>と<サーヴィス>としての教育の「公正な」分配のあり方を鋭く考察。
内容紹介・もくじなど
本書は分配の公正さを保障するのは何か/誰か、という論点に着目していくことにするが、その理由は、社会の他の公共事業部門と同じように、教育の部門でも運営形態の私事化と、市場化と、分権化が進み、国家による一律の規制と補助のシステムが後退してきており、そのなかで、国家の積極的な関与なしに教育の分配に公正さが保てるかどうかが、改めて検証されなければならなくなってきているからである。
もくじ情報:分配論と「教育の視点」;1部 格差と公正(環境が人をつくる、か?―学力格差をめぐる「公正」;階層と個人の選択意思;選択による教育財の分配、その問題性);2部 分配論の諸相と能力開発―ロールズ・サンデル・ノージック…(続く
本書は分配の公正さを保障するのは何か/誰か、という論点に着目していくことにするが、その理由は、社会の他の公共事業部門と同じように、教育の部門でも運営形態の私事化と、市場化と、分権化が進み、国家による一律の規制と補助のシステムが後退してきており、そのなかで、国家の積極的な関与なしに教育の分配に公正さが保てるかどうかが、改めて検証されなければならなくなってきているからである。
もくじ情報:分配論と「教育の視点」;1部 格差と公正(環境が人をつくる、か?―学力格差をめぐる「公正」;階層と個人の選択意思;選択による教育財の分配、その問題性);2部 分配論の諸相と能力開発―ロールズ・サンデル・ノージック―(平等理論と多様な能力;共同体理論と共同資産としての能力;権原理論と自然資産としての能力);3部 国家と教育分配の主体(「規制緩和」後の国家/市場と教育―分配の主体は誰か;国家と教育―アリストテレス『政治学』を読む;リベラリズムと変貌する国家―公共性・他者性・多元性 ほか)
著者プロフィール
宮寺 晃夫(ミヤデラ アキオ)
1942年東京に生まれる。1965年東京教育大学教育学部教育学科卒業。1973年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得退学。1986‐87年ロンドン大学教育学研究所教育哲学科客員研究員。1995年博士(教育学)(筑波大学)取得。現在、筑波大学人間総合科学研究科教授(2006年4月より筑波学院大学情報コミュニケーション学部教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
宮寺 晃夫(ミヤデラ アキオ)
1942年東京に生まれる。1965年東京教育大学教育学部教育学科卒業。1973年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得退学。1986‐87年ロンドン大学教育学研究所教育哲学科客員研究員。1995年博士(教育学)(筑波大学)取得。現在、筑波大学人間総合科学研究科教授(2006年4月より筑波学院大学情報コミュニケーション学部教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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