原油高騰、住宅バブルをよそになぜか過熱する経済。まもなく資本主義経済を襲う“とんでもないこと”の正体を気鋭の２人が暴く。

日本では十数年間続いたデフレがようやく収束し、この一、二年景気がかなり良くなってきている。しかし、表面的には豊かな日本が大変な危機にさらされていることは明らかだ。そう遠くない将来、この資本主義経済にとんでもないことが起こる可能性があるだろう。そのための具体的な対策を提言する。
もくじ情報：第１章　世界経済崩壊へのカウントダウン；第２章　新しい時代の息吹は東洋から起こる；第３章　アメリカ発世界同時大恐慌の恐怖；第４章　迫る！国家破産、そして日本の崩壊；第５章　歴史は繰り返す；第６章　ラビ・バトラからのメッセージ「崩壊の後の創造に向けて」；第７章　浅井隆からのメッセージ「哲学」と「戦略」を持て

浅井　隆(アサイ　タカシ)
経済ジャーナリスト。１９５４年東京都生まれ。バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させてベストセラーを連発する。１９９６年、従来にないまったく新しい形態の２１世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける。２００５年７月、日本を改革・再生するための日本初の会社である「再生日本２１」を立ち上げた