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出版社名:藤原書店
出版年月:2006年11月
ISBN:978-4-89434-545-4
436P 20cm
日本文学の光と影 荷風・花袋・谷崎・川端
バルバラ・吉田=クラフト/著 吉田秀和/編 浜川祥枝/訳 吉田秀和/訳
組合員価格 税込 4,158
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内容紹介・もくじなど
女性による文学が極めて重い役割を果してきたこと、小説に対し“随筆”が独特の重みをもつこと―東洋文化に憧れ、荷風をこよなく愛した著者が、日本文学の本質を鋭く見抜き、伝統の通奏低音を失うことなくヨーロッパ文学と格闘してきた日本近代文学者たちの姿を浮彫る。
もくじ情報:1 日本近代の文学者たち(田山花袋―肩越しにみた田山花袋『蒲団』;永井荷風―都市を遊歩する『〓(ぼく)東綺譚』 ほか);2 日本文学のとらえた光と影(「エッセー」と「随筆」―筆にしたがって;女の文学―現代日本の女性による短篇小説を読む ほか);3 日本文学、いくつかの発見(三島由紀夫、逆立ちしてみせた伝統主義者;アール・ヌーヴォの川端…(続く
女性による文学が極めて重い役割を果してきたこと、小説に対し“随筆”が独特の重みをもつこと―東洋文化に憧れ、荷風をこよなく愛した著者が、日本文学の本質を鋭く見抜き、伝統の通奏低音を失うことなくヨーロッパ文学と格闘してきた日本近代文学者たちの姿を浮彫る。
もくじ情報:1 日本近代の文学者たち(田山花袋―肩越しにみた田山花袋『蒲団』;永井荷風―都市を遊歩する『〓(ぼく)東綺譚』 ほか);2 日本文学のとらえた光と影(「エッセー」と「随筆」―筆にしたがって;女の文学―現代日本の女性による短篇小説を読む ほか);3 日本文学、いくつかの発見(三島由紀夫、逆立ちしてみせた伝統主義者;アール・ヌーヴォの川端康成 ほか);バルバラの肖像(バルバラと「縫いぐるみ奥さん」―姉エヴァは語る;バルバラとフランケ教授―変わらぬ友情 ほか)
著者プロフィール
吉田=クラフト,バルバラ(ヨシダクラフト,バルバラ)
1927年ベルリン生。52年ハンブルク大学入学、中国学専攻。55年、明の詩人・評論家の王世貞に関する博士論文で博士号取得。同年8月、日本国文部省招聘留学生として来日、東京大学中国学専攻の倉石武四郎に師事。57年、帰国しハンブルク大学中国学研究室助手となる。59年5月再来日、以降東京ドイツ文化研究所において日本文化と社会の理解を深め、日本文化、日本文学についての文章を発表。2003年没。永井荷風の他、川端康成、宇野千代、現代日本の随筆、現代日本女流作家の短篇集などの訳業がある
吉田=クラフト,バルバラ(ヨシダクラフト,バルバラ)
1927年ベルリン生。52年ハンブルク大学入学、中国学専攻。55年、明の詩人・評論家の王世貞に関する博士論文で博士号取得。同年8月、日本国文部省招聘留学生として来日、東京大学中国学専攻の倉石武四郎に師事。57年、帰国しハンブルク大学中国学研究室助手となる。59年5月再来日、以降東京ドイツ文化研究所において日本文化と社会の理解を深め、日本文化、日本文学についての文章を発表。2003年没。永井荷風の他、川端康成、宇野千代、現代日本の随筆、現代日本女流作家の短篇集などの訳業がある