隣国の江南に招かれたイウォル王子と侍女ソニン。巫女の力を利用されそうになるが、危機を切り抜け、周囲の弱き者たちを救う。

内容紹介：児童文学新人賞受賞作、待望の第二巻！　隣国の江南に招かれたイウォル王子と侍女ソニン。巫女の力をクワン王子に利用されそうになるが、ソニンは自らの知恵で危機を切り抜け、周囲の弱き者たちを救う！
隣国「江南」のクワン王子に招かれた「沙維」のイウォル王子とソニンは、豪華な王宮や南国の華やかさに目を見張る一方で、庶民の暮らしぶりがあまり豊かでないことに疑問を持つ。対照的な二人の王子の間で戸惑いながらも、真実を見失わずに自らの役目を果たそうとする、落ちこぼれの巫女ソニンの物語、第二巻。三つの国の新たな歴史が動き始める。

菅野　雪虫(スガノ　ユキムシ)
１９６９年福島県浜通り生まれ。２００２年「橋の上の少年」で第３６回北日本文学賞受賞。２００５年「ソニンと燕になった王子」で第４６回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題加筆した『天山の巫女ソニン１黄金の燕』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）