内容紹介：21世紀のヒューマン・リソース・マネジメントの核として「ヒトがいきる経営」をコンセプトに、経営の最新課題を取り扱う。　成人の特性をふまえた企業内教育、重要性を増しているトップマネジメント教育のあり方、変化のなかでの問題解決力や受容力の育成、有効なリーダーシップやコミュニケーションの方法・技法、障がい者雇用の推進などにくわえ、ヒューマン・リソース・マネジメントにも関係してくる企業文化の変革やコンプライアンス経営の実現において、「ヒトがいきる」経営とは何か、多角的に検討している。
もくじ情報：序章　「ヒトがいきる経営」入門；第２章　成人の特性をいかした企業内教育の展開―職場外教育訓練を担当する成人教育者の観点から；第３章　トップマネジメントの教育と育成；第４章　問題解決を可能にする「受容力」の育成―島津斉彬の事例から；第５章　感情コンピテンスアプローチの提言―リーダーシップの源泉をめぐって；第６章　サーバント・リーダーシップ―その思想、実践と展望；第７章　組織におけるコミュニケーション改善の新しい視座―「禅問等」の方法論をめぐって；第８章　企業における障害者雇用の現状と推移―モジュール化による業務設計をめぐって；第９章　企業文化変革への道筋―クラウゼヴィッツ『戦争論』を素材にして；第１０章　実効性あるコンプライアンス経営の実現―ダイレクトマーケティングにおける広告表示の現場から

齊藤　毅憲(サイトウ　タケノリ)
関東学院大学経済学部教授、多摩大学大学院元客員教授、横浜市立大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）