内容紹介：温泉ビジネスはサービス産業であるという視点から、価値発現に向けたコンテクストデザイン力の発揮が温泉ビジネスの成功には不可欠であるという仮説を立て16の温泉を検証する。
温泉評論へのコンテクストデザインによる挑戦。４つのスタイル特性の提言。
もくじ情報：第１部　温泉ビジネスのコンテクスト転換（温泉ビジネスをめぐる背景の考察と課題形成―温泉ビジネスのパラダイムシフトとビジネスモデルの必要性；次世代型温泉ビジネスのコンテクストデザイン―「系（スタイル特性）」と「類（コンテクスト次元）」から「型」を創る；ビジネスモデルの広域化への戦略展開―ビジネスモデルとソーシャルネットワークはグローバルリンクになる）；第２部　個別温泉街の戦略分析と戦略提言（交歓―別天地系；錬磨―合宿所系；快癒―湯治場系；充電―隠れ家系）

原田　保(ハラダ　タモツ)
早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社西武百貨店取締役企画室長、香川大学経済学部教授、多摩大学大学院教授等を経て、多摩大学大学院客員教授、ハリウッド大学院大学特任教授、文化学園大学特任教授、地域デザイン学会会長。併せて、コンテクストデザイナー、戦略プロデューサーとして経営やマーケティングに関わる実践活動に従事。他に、一般社団法人日本スロースタイル協会代表、一般社団法人地域ブランド・戦略研究推進協議会会長等を併任